現在FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で順次無料公開中のドラマ「SUMMER NUDE」(2013年、フジテレビ系)。9月3日(火)まで無料公開中の第10話で、海の家を舞台に展開してきた朝日(山下智久)と夏希(香里奈)、波奈江(戸田恵梨香)と光(窪田正孝)の恋が、舞台を東京に移し、クライマックスに突入する。(以下、ネタバレがあります)
恋に傷ついた若者たちのひと夏の物語
「SUMMER NUDE」は、山下智久が主人公を務めた2013年の大ヒット夏ドラマ。山下にとっては、2010年1月期ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-2nd season」(フジテレビ系)以来の月9主演作だ。
とある海沿いの町で賑やかにひと夏を過ごすうちに惹かれ合っていった朝日と夏希。だが、朝日に片想いする波奈江への遠慮から、2人の恋はどうにも進まない。一方、波奈江を高校時代からそばで見守り続ける光もまた、秘めた想いを募らせていた。
「あいつは、僕が幸せにします」
そんな2組の恋が大きく動くのが、夏の終わりが近づいた10話でのこと。
東京に戻ってイタリアンレストランで働き始めた夏希に続き、朝日と光もそれぞれ東京で新生活をスタート。9話で仕事の合間を縫って地元の町に戻り波奈江にキスした光は、続く10話で朝日に「あいつは、僕が幸せにします」ときっぱり宣言した。朝日にきちんと筋を通すところが、何とも光らしい。
一方、夏希への想いを自覚しながらなかなか動けずにいた朝日も、自分で立てた「職場でカメラマンとして現場を任せてもらう」という目標をクリアし、覚悟を決めて夏希に会いに行った。そして、夏希の働くレストランからの2人きりの帰り道。前の恋がまだ心に傷として残っていて新たな恋に踏み出せずにいる夏希の言葉を遮るように、朝日が夏希を力いっぱい抱きしめる。
ポニーキャニオン