新たに発見したひなた坂46メンバーの魅力
――選抜制を取り入れて以降、グループの変化を感じることは何かありますか?
河田:「今まで以上にみんなで頑張ろう」という気持ちは共通していると思います。ひなた坂46(アンダーグループの呼称)のメンバーとは会う頻度が少なくなってしまいましたが、冠番組の「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:20-1:50、テレ東)の楽屋で全員がそろうような時には今までと一緒の雰囲気なので、良い意味で何も変わらずにいられているように感じます。
――離れて活動する機会が増えたことで、新たに発見したメンバーの魅力などはありますか?
藤嶌:私は濱岸ひよりさんの歌声がすごく大好きなんですが、「11th Single ひなた坂46 LIVE」を見て、そのことを改めて実感することができました。もっとたくさん歌声を聞きたいなと思いました。
河田:私は、前回のシングルでひなた坂46だった高橋未来虹ちゃん。ファンの皆さまも私たちも「パフォーマンス力がすごい」とずっと思っていたと思いますが、前回の収録曲「錆つかない剣を持て!」で未来虹ちゃんがセンターに立った時に、全体が引き締まる感じだったり、パフォーマンス力だったりを改めて見ることができたのが個人的にすごくうれしかったです。
――今回、選抜入りとなった高橋さんのパワーアップした姿も楽しみですね。今作の印象やミュージックビデオ撮影の様子も聞かせてください。
河田:ライブで歌うのがすごく楽しそうだなと思いました。ミュージックビデオはグループごとに分かれて撮影したんですが、私は小坂菜緒と金村美玖と3人で、コンビニと小坂のおうちに遊びに来た2人みたいなテーマで、お部屋でわちゃわちゃしたりしていました。金村はカメラで写真を撮ったり、小坂がゲームをしていたり、私が漫画を読んでいたりと、すごく自然な自分たちでした。同期ということもあって、いつも通りの素の姿が出せたんじゃないかなと思っています。
藤嶌:私は陽子と制服を着て屋上でダンスをしたり、TikTok風の画角でダンス動画を撮ってみたりと、JKらしさを詰め込んだ撮影をしていただきました。あとはデジカメにシールを付けたりしてデコったんですけど、それは最近のはやりだし、私自身もずっとやりたかったことだったんです。ミュージックビデオ撮影だけど、高校3年生としての2人の思い出もできたので、そこのエモさも感じてほしいなと思います。
河田陽菜&藤嶌果歩は“第六感”あり?
――今作は「絶対的第六感」というタイトルですが、お2人は第六感=直感を信じて行動するタイプですか?
藤嶌:私は本当に優柔不断で、直感で行動できた試しがないんです。同期の渡辺莉奈とお店に行ったりすると、「本当に優柔不断だよね」といつも言われます。同期の中で私が一番優柔不断かもしれません。最近では今日のお昼ご飯も悩みました(笑)。海鮮が有名なお店だったんですけど、カニクリームコロッケもおいしそうだし、マグロの竜田揚げも食べたことがなくて気になっちゃって。結局おすしにしました。おいしかったです(笑)。
河田:私も優柔不断なんですけど、ラジオでしゃべる時には何も考えずに直感でしゃべるんですよね。松田好花はノートを作ったりしていて、すごく準備してしゃべるタイプなので、真逆だなと思います。“直感型”かもしれません。
――ネタを用意せずにラジオに臨むのはすごいですね。
河田:良くないかなとも思ったりするんですが、自分的にはそっちの方が向いているのかなと思っています。でも、いつも前日に焦ります。メモとかも全くしないので困っているんです(笑)。