宝「好きなやつに会いに行くってすげぇな」
宝の声を聞き安心すると、そのまま眠ってしまう大進。翌日、真夜中に東京に帰ってきた大進は、宝に会いたい思いが募り連絡しようか迷っていた。そんな中、大進と同じ思いでいた宝は大進の元へやって来る。お互い会いたかった思いを伝え合う2人。
翌朝。「俺は束縛野郎でお前の幼なじみにも嫉妬するし、夜中我慢できなくなって会いに行くし、わけのわかんないことばっかだ。でも、嫌なことばっかじゃない。昨日、お前の家に向かってるとき、楽しかった。好きなやつに会いに行くってすげぇな」と宝が話して大進にほほ笑む。大進が宝の手を取って「タカラ先輩、今って100%のうちどのくらいですか? 俺は先輩の好きな人になれたと?」と聞くと、笑う宝。
「ほんとにどんくせぇやつ」と言って宝は大進に優しくキスする。大進は「先輩と出会ってから俺の毎日はうそみたいにキラキラしとった。あの日もらったビー玉みたいに」と心のなかでつぶやくのだった。
思いを確かめ合って交わす2人のキスが尊くてキュンキュンとさせられた。SNSでも「なんじゃこの幸福感に満ちた終わり方!」「最終話もほんとに最高すぎた」「期待以上のクーデレだった最高」「糖度高すぎたかたい一生見てたい」と幸せを感じた視聴者のコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳