協調性がなく検挙率も全国最下位のダメダメ捜査班が超エリート新任班長と一致団結していく姿をコミカルに描くオリジナル韓国ドラマ「ソウル・バスターズ」(全20話/初回4話、以降毎週水曜2話ずつ、最終回4話配信)が、9月11日(水)より配信される。主人公のエリート班長トンバン・ユビンを演じるのは、韓国トップ俳優の一人であるキム・ドンウク。爆発的ヒット作「コーヒープリンス1号店」(2007年)から17年がたつ今も、変わらぬ愛嬌(あいきょう)たっぷりのキャラクターでドラマファンに愛されるキム・ドンウクの魅力とは。
「コーヒープリンス1号店」でいきなり人気者に
警察大学を首席で卒業、FBI指導者コース研修――そんな輝かしい経歴を持ちながら、どこか変人な雰囲気漂う「ソウル・バスターズ」のトンバン・ユビン。演じるキム・ドンウクは、日本でも人気のドラマ「コーヒープリンス1号店」(2007年)のイケメン店員ジン・ハリム役で注目を集めた俳優だ。
当時ドラマ界ではまだ新人だったドンウクは、「コーヒープリンス1号店」で店のムードメーカー・ハリムを愛嬌たっぷりに好演。コ・ウンチャン(ユン・ウネ)を男だと思い込んで下ネタで盛り上がったり先輩風を吹かせたり、明るく屈託のないキャラクターでドラマのヒットに貢献し、共演のキム・ジェウクらと共に「第1回コリアドラマアワード」人気賞を受賞。瞬く間に注目俳優へと飛躍した。
映画「神と共に」シリーズでは涙の名演を披露
その後は順調にキャリアを重ね、身を滅ぼさんばかりの悲恋を演じた時代劇「イニョプの道」(2014年)や、幼い頃から悪霊が見えてしまう青年を演じたサスペンス・スリラー「客-ザ・ゲスト-」(2018年)、戦慄の復讐劇「豚の王」(2022年)、悲しい過去を背負った男のシリアスなラブストーリー「その男の記憶法」(2020年)など、ジャンルを問わずさまざまな作品で主演を務めてきたドンウク。
シリーズ二部作で2700万人を動員した大作映画「神と共に」シリーズ(2017、2018年)では、誤射で命を落としてしまい怨霊となった兵長スホンを熱演した。スホンが最愛の母の夢枕に立ち、涙ながらに手話を交えて思いを伝えるシーンの名演ぶりは見る者の涙を誘い、“キム・ドンウクの再発見”といわれたほど。ドンウクはこの作品で「大韓民国ベストスター賞」ベスト助演賞をはじめ数々の映画賞を受賞した。
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