「ある時、劇的に変わりました」
ベストナインやMVPを受賞した2009年は85キロ、そして現在は98キロの、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手と、北海道日本ハムファイターズでチームメイトだった糸井は「彼はある時、劇的に変わりました」と証言した上で、「2009年のシーズンオフに球団納会で彼と会ったら、筋トレの成果でオフのあいだにスーツが入らなくなったようで、パツパツになっていた。背中の盛りあがりがいちばん変わったと思う」とふり返った。
また、「それからトレーニングを一緒にするようになって、いろいろ勉強させてもらっていた」と筋骨隆々で知られる糸井の原点を明かした。
日ハムの後輩の杉谷も「僕もダルさんにトレーニングに誘ってもらったことがあるけど、めちゃくちゃハード。『僕はこんなの上がりませんよ』と言ったら、『上がらなくてもいいから、このぐらいやって。インターバルはこのぐらいね』とキッチリ教えてもらった。終わった後は酸欠状態になって、ずっと横たわっていた記憶がある」と語った。
また、ダルビッシュ投手は食生活も徹底しており、過去の食事内容をすべて記録しているのに加え、2024年4月に負傷者リスト入りした際には、食事を見直し、体脂肪を3%減らしたことが伝えられると、糸井は「30代後半になっても、100マイル近く投げられる理由がここにある」と称賛した。
加えて番組では、MLBと日本球界の選手の平均体重は、MLBは94.7キロ、日本球界は85.8キロで、近年、MLBでは、選手の肥満が問題視されていることを伝えると、杉谷は「それが野球の魅力でもある。サッカーやバスケットボールは細身じゃないとできないイメージがあるけど、野球は肥満でもできますから。だから、野球は幅広い年齢層に突き刺さっている」と胸を張っていた。
9月6日昼0:00~0:15 ABEMAにて放送
「MLB's ON FLEEK」