山崎育三郎の全国ツアー「THE HANDSOME」“6”年ぶりのオリジナルアルバムで全国“6”万人を動員
山崎育三郎の全国ツアー「THE HANDSOME」が、9月11日に東京ガーデンシアターで開催された東京公演でファイナルを迎えた。
この世で最もハンサムな詐欺師の人間模様を描いた第1部
1部は、山崎が演じる結婚詐欺師”ハンサム“が、ヒロインにプロポーズ宣言をするオープニングから始まる。OKAMOTO'S楽曲提供による「神に生かされた俺」のイントロでステージの幕が上がると、華やかなステージの階段から”ハンサム“が登場し拍手が鳴り響き、豪華なバンドメンバーと、ダンサーによる圧巻のパフォーマンスをみせた。ヒロインへのプロポーズは失敗に終わり、”ハンサム“の人生を辿る楽曲が後に続いていく。
続いて、マハラージャン楽曲提供による「Witch GAME」で一気に会場がヒートアップ。大森靖子楽曲提供による「光のない方へ」では、ヒロインの狂乱な心情が描かれており、首を絞めるような苦しさが伝わる歌唱を披露した。
幾田りらとデュエットした楽曲「LIKE、重ねていく」は、“ハンサム”の幸せな妄想の時間をヒロインとの掛け合いで歌い上げ、思わず口ずさみたくなるようなポップな楽曲。いよいよ物語の最後を締めくくる、清竜人楽曲提供「Handsome boy」で印象的なピアノのメロディに「I’m the Handsome boy」とハンサムとして生きていくことを誓い“ハンサム”の物語の幕が閉じた。
涙あり笑いあり…山崎育三郎ワールド全開の第2部
煌びやかなピンク色の衣装にチェンジして、2部が幕を開けた。MCでは、会場一杯のファンを饒舌なトークで笑いに誘い、全国27箇所30公演をまわり集まったファンの皆様へ改めて感謝の言葉を伝えた。途中、子どもが泣き出すと童謡「にじ」を披露するサプライズな瞬間もあり、ファイナルならではのスペシャルなステージとなった。
2024年1月から全79公演の主演を務めたミュージカル「トッツィー」のナンバー「裏切らない」では、曲の最後をロングトーンで歌い上げた。森山直太朗楽曲提供の「君に伝えたいこと」では、山崎の人生を振り返る写真や、事前にファンクラブ会員から募集した「あなたにとっての大切なお相手」の写真がスクリーンに映し出され、エモーショナルな演出に涙ぐむ人も。
ラストは、山崎が作詞を手掛け、色んなチャレンジやエンターテインメントに挑む中で、応援してくれる・支えてくれる皆様のために、ずっと繋がっていたいという想いが込められて作られた曲「Keep in touch」で締めくくられた。
涙あり笑いありの約2時間30分の公演が終了し、令和“6”年、198“6”年生まれの育三“6”(郎)が、デビュー2“6”年目に、“6”年ぶりのオリジナルアルバムで全国“6”万人を総動員した“Handsome World”が終幕した。
11月23日(土)には、秋山竜次(ロバート)、幾田りら、氷川きよしがゲストとして登場する「THIS IS IKU 2024 日本武道館」が開催される。