プロデューサー・田中智子氏のコメント
『バツコイ』原作の帯に大きく書かれた「登場人物(ほぼ)全員クズ!?」、なんとも興味をそそられるキャッチコピー!「クズ」って!?「バツ」って?…ジェットコースターのような展開に引き込まれ一気に読みました。タイトル通りマンガの登場人物は×(バツ)な恋で相手を傷つけ、自分も傷つく壊れたダメな人たち。しかし、恋愛感情に正直で不器用に生きる姿に、読む者はあっけにとられ次第に惹かれてしまう。恋の形は人それぞれ、愛すべきダメ・キャラクターのオンパレード!この作品を是非ともドラマ化させていただきたいと思いました。原作者の月子先生が描く明るく前向きな登場人物たちのド直球な世界観にドラマでどこまで迫れるのかチャレンジさせていただきます。
肉食系主人公を演じる美しくチャーミングな高田里穂さんがどんな“型破り”を演じてくれるのか。そしてお相手役のイケメン・渡部秀さんがどんな“壊れ”女たらしを見せてくれるのか。お二人ともバツキャラ・モードに入って絶賛撮影中です。今のところ笑いが絶えない現場ですが…果たして!?ご期待ください。
原作者・月子氏のコメント
『バツコイ』は2015年から2019年まで連載されていた作品で、この度ドラマにしていただけるということでとても驚きました。ドラマプロットを送っていただき拝読したら、当時担当さんと無軌道かつ予想のつかないストーリーを考えようと必死に打ち合わせしていたことを思い出し懐かしい気持ちになりました。
美留町ほか登場人物は皆自分の気持ちに正直に生きる余り、時にグラグラしたり間違ったり思わぬハプニングに見舞われたりもしますが、常に自分の足で歩いていく姿は今見ても頼もしく、きっと物語のあともしっかり生きていけるんだろうなと思わせられます。実写で彼女たちをどう表現してくださるのかとても楽しみです。