大進が寂しかった思いを伝えると、宝も同じことを思っていたという
ビールが苦いという大進に宝は口当たりの良いファジーネーブルを出してやり、大進はすっかり酔っ払う。ベッドを背に宝と並んで座った大進は宝がいない間頑張って待っていたと何回も言って絡み、宝はなだめてやる。大進が寂しかった思いを伝えると、俺も同じことを思っていたという宝。
大進は宝をじっと見つめると思い詰めた表情で宝に迫り、のしかかっていく。宝は驚いて「中野?」と声を掛けると返事はなく、大進は寝てしまう。宝はあきれて「人がまじめに話すとこれだよ」と言うと宝も横になり、大進の頭をポンポンしながら目をつむるのだった。
こっそりと宝と大進を観察して妄想を膨らましては萌えている唯には、頭がもげるほど激しく同意させられる。宝のエプロン姿が格好良い上に大進のビール泡の口ひげもかわいく、さらに距離の縮まった2人にキュンキュンが止まらなくなった。
最終回を迎えた後にも2人のさらなる仲むつまじい様子を見ることができ、ファンにはたまらないスピンオフだった。
◆構成・文=牧島史佳
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