映画「BANDAGE バンデイジ」が16日に公開初日を迎え、同日、出演者の赤西仁、北乃きい、柴本幸、笠原秀幸、金子ノブアキ、杏、伊藤歩と、小林武史監督が都内で舞台あいさつを行った。
本作は、'90年代を舞台に、主人公・ナツ(赤西)を中心とした5人組ロックバンド・LANDS(ランズ)のメンバーの友情や葛藤(かっとう)を描く青春物語。音楽プロデューサーの小林氏が初監督を務めた。
映画初主演となる赤西は「ドラマに比べてゆったり撮影できました。公開までの時間もあって、みんなで“まだかね〜”っていう話をしていたので、“やっとだな”って感じですね」と、感慨もひとしお。
高校生ながらLANDSのマネジャーを務めるアサコ役の北乃は「最近、学生役が少なくなってきたので、作品の中でたくさん青春しました」と久々の学生役を楽しんだ様子。赤西の印象を聞かれ、「最初はクールだと思っていたんですが、笠原さんのボケに赤西さんがツッこんだりしてました。撮影でも赤西さんはアドリブをけっこう入れてくるんですよ」と舞台裏を明かした。
小林監督は「この作品は'90年代の音楽シーンをリアルに描いたというよりも、普遍的なクリエーティブ・マインドを描けないかなと思いました。自分的には魅力的に描けたと自負しております」と作品の出来に自信を見せていた。
全国東宝系にて公開中