後藤真希「愛のバカやろう」「恋愛レボリューション21」など25年の歴史を感じさせるツアーファイナル「これからもついてきて」
後藤真希のライブツアー「後藤真希 25th anniversary live tour 2024 ~ pr∀yer ~」が9月21日、東京・山野ホールでファイナルを迎えた。
25周年を迎え積極的に活動を行う後藤真希
タレントやYouTube配信、VTuberなど多方面でマルチな活動を見せ、9月9日にCDデビュー25周年を迎えた後藤。7月には約13年ぶりのオリジナル新曲「CLAP CLAP」を配信リリースし、9月4日にはミニアルバム『prAyer』を発売するなど、25周年イヤーとして音楽活動を中心に積極的に行っている。
本ツアーは、2011年発表の『愛言葉(VOICE)』以来となるオリジナル楽曲で構成されたミニアルバム『prAyer』の収録曲からモーニング娘。時代の名曲まで、新旧織り交ぜたセットリストを展開してきた。
冒頭から大盛り上がりのツアーファイナル
記念すべきツアーファイナル。集まったファンたちが青色のペンライトを振りかざして開演を待つ中、ライブのオープニング映像が流れ、ステージの中央にスパンコールが輝く華やかなゴールドの衣装を身に着けた後藤が登場。
大きな歓声が沸き起こり、『prAyer』の収録曲「QUEENDOM」でライブはスタート。クールでキレキレなダンス、力強いメロディーラインが特徴的な「Get Your Way」へと続き、冒頭から会場のボルテージは一気に上昇する。
「東京の皆さん! 盛り上がっていくよ~!」と後藤が呼び掛け、約13年ぶりのシングル「CLAP CLAP」へ。キャッチーかつクールな楽曲に、ファンもクラップと声援で応えていく。
最初のMCでは、最新アルバムに触れ「いろいろな祈りが詰め込まれた1枚になっています。皆さんと楽しめる場所を作って、1曲ずつ成長させていきたいなと思っています」と話すと、本ツアーのタイトルにもなっており、後藤の思いが詰まった「prayer」を歌唱。
オルゴールの音で会場の雰囲気がガラッと変わり、シルバーのドレスに着替えた後藤が現れると、本人作詞による叙情系バラード「華詩 -hanauta-」を伸びやかな歌声で歌い上げる。
「I am」では思わず感極まり涙を見せ、美麗なサビが印象的なアップチューン「宝石」ではミラーボールが会場を彩る中、ファンと一緒に手を振りながら爽やかに歌うなど、後藤の洗練された一挙手一投足にファンの視線は釘付けに。
その後、後藤からバトンを受けたダンサーたちがパフォーマンスを披露。本ツアーを後藤と共に盛り上げてきたダンサーのスキルに、会場の一体感は瞬く間に高まっていく。