<海のはじまり>目黒蓮がクランクアップ「平坦な道ではなかった」有村架純と泉谷星奈もサプライズ登場
Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の最終話が、9月23日(月)に放送される。この度目黒のクランクアップの様子とコメントが到着した。
親子の愛を通して描かれる“家族”の物語
本作は、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏(目黒)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)という2人の関係や、亡くなった水季(古川琴音)と海との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き紡いでいく作品。
「海の伝言」を伝えられるシーンでクランクアップ
最終日、目黒の姿は閑静な住宅街の緑道にあった。9月中旬になっても照りつける日差しは厳しく、日傘や団扇で涼を取りながら段取りは進む。目黒は風間太樹監督と綿密に打ち合わせながら、シーンの意図を丁寧にそしゃくし自分の中へと取り込んでいく。監督のモニター席の近くには、高野舞監督、ジョン・ウンヒ監督、山岸一行監督、村瀬健プロデューサーの姿も。夏の軌跡を誰よりも間近で見てきた制作陣が、目黒が夏として生きる“最後の1日”を真剣な眼差しで見守る。
夕暮れ時、いよいよ目黒のラストシーンの撮影へ。それは、夏が足早に駅へ向かう道中に弥生(有村架純)から電話を受け、「海の伝言」を伝えられるという重要なシーン。海を想う夏の表情は、父親としての揺るぎのない信念を感じさせ、そこに迷いは無い。
そして、静寂を割るように風間監督の「オッケー!」がロケ地に響き、ついに目黒がクランクアップを迎えた。一同からねぎらいの大きな拍手が贈られ、「オールアップお疲れ様でした!」の横断幕が掲げられると、目黒はようやく安堵の表情を浮かべ、「平坦な道ではなかったなと思います。どんなにキツくても、絶対にこだわることをやめない皆さんがいてくださったからこそ、この作品のクオリティーを生み出せているんだなと心から感謝していますし、僕自身もこだわることをやめずにここまでやってこられたと思っています」とスタッフやキャストに対する深い感謝の言葉を述べた。
するとそこに、すでにクランクアップした有村と泉谷がサプライズで登場。驚きと喜びで顔をほころばせる目黒に、泉谷が“海”を想起させる青を基調とした大きな花束を贈呈すると、2人は本当の親子のように優しく抱きしめ合った。夏と海が2024年のひと夏を駆け抜けた。
MENT RECORDING
発売日: 2024/10/30