韓国の国民的な人気女優パク・シネが主演を務める韓国ドラマ最新作「悪魔なカノジョは裁判官」の第1、2話が9月21日に配信された。シネが演じているのは、血も涙もない“悪魔”が憑依した裁判官カン・ビンナ。シネのキャンディーのように甘いルックスはそのままに、悪口雑言の限りを尽くし犯罪者に強烈なお仕置きをするダークヒロインぶりに、視聴者から驚きと歓迎の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
悪魔カン・ビンナが犯罪者を地獄に引きずりこむ
「悪魔なカノジョは裁判官」は、悪魔が憑依した裁判官・ビンナと人間味あふれる熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)が繰り広げるコミカル・ファンタジー・アクション。
10人の犯罪者を地獄に引きずり戻す使命を課され、地獄からやって来た悪魔ビンナ。彼女は、裁判官の地位を利用して犯罪者にわざと軽い判決を下し、犯罪者が日常生活に戻ったのちに殺して地獄に引きずりこむという、とんでもなく“悪魔的”な考えで犯罪者を裁いていた。だがダオンと出会い、血も涙もなかったビンナに少しずつ変化が現れる――。
第1、2話ではビンナとダオンの出会いに加え、恋人にDVを繰り返す男を巡る“悪魔裁判”のてん末が描かれた。
「食事できないなら、そのまま飢えればいい」
1話冒頭で何者かに殺され、その後、手違いで殺人地獄へと迷い込んでしまった人間ビンナ。冷酷非道な悪魔・ユースティティア(オ・ナラ)はそんなビンナに乗り移り、人間界へとやってきた。抜群のスタイルをタイトなシャネルスーツで包み、メイクもばっちり。外見がビンナであることを利用し、何食わぬ顔で法廷に姿を現すのだが、悪魔的な性格は隠しようがない。
その日法廷では、暴行犯が起こした裁判が行われていた。警察官に身柄確保される際に右手をけがさせられ食事もできない、という訴えに対し、炭酸飲料を飲み干して「食事できないなら、そのまま飢えればいい」と暴言を吐くビンナ。法廷を出てからも、裁判所を見学に来ていた子どもたちにニコニコ笑顔で「この世界に正義はないの。はい、一緒に!正義は、死んだ♪正義は、必要ない♪」と復唱させたりと、無茶苦茶な言動で周囲を振り回す。
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