9月24日にも開催!蒼みこ出演の合同ライブ
その後、蒼はいったん退場して、再びソロや他メンバーのパートに。初ライブという弥月が「機動戦士Zガンダム」主題歌でおなじみの「水の星へ愛をこめて」をアコースティックカバーで熱唱すると、「がちゃてっく学園」の生徒会長こと尾咲杏奈の元に、初等部の問題児が脱走したというニュースが届く。
蒼みこと室井咲希子による名(迷)コンビ、「事故ンビ」の登場だ。
「事故ンビ」とは、プライベートでも仲が良いという室井と蒼によるユニット。「生テレ」視聴者はコラボ配信なども行われたことで、知っている人もいるだろう。
「ライブの内容を考えていた時に、せっかく2人がそろっているんだからコラボをやろうって。2人が組むといつもああいう感じです! 事故らなかったほうがむしろ事故なくらい、いつも何かが起こるんですよ(笑)」
騒々しく現れた事故ンビの2人は、「ねーねー知ってる? これでザリガニが釣れるんだよ!」とスルメをぶら下げた竿を持ち出し、それを観客に向けてぶら下げる。初めて見る側はドキドキと冷や汗ものだったが、指名された観客はきちんとスルメをくわえて釣られてみせるなど、上手くアドリブで切り返していた。いきなりのインパクトに驚いたものの、今回のライブで最も盛り上がったシーンのひとつだった。
事故ンビはオリジナル曲、ソロパートを隔てて今度は80年代のヒット曲、Winkの「淋しい熱帯魚」を振り付け付きでカバー。実はこの曲、「生テレ」の配信中に視聴者からリクエストがあったことから披露することに決めたのだという。
「淋しい熱帯魚」に続いては、事故ンビでは3曲目となるオリジナル曲へ。ペンライトのリクエストを送りながら、アップテンポでノリの良いナンバーを歌い上げた。途中には曲に合わせてステージ奥にある箱から小道具を取り出してネタを見せたり、「生テレ」についても触れた替え歌バージョンで会場を盛り上げる一幕も。
およそ1時間半にわたるライブは、6人全員で「secret base ~君がくれたもの~」を合唱してフィナーレ。ライブ終了後には蒼本人に感想を聞くことができた。
「何もかも全部自分たちで考えて、振り付けとかもちゃんとみんなでそろえられたので嬉しいです! ライブ中に一番不安だったのは、事故ンビで最後に歌ったオリジナル曲のところ。牛乳の早飲みが得意だから、本番でもぐぐーって一気飲みする予定だったんですけど、今日に限ってビン牛乳を売ってるお店が休みで……。急きょ別の牛乳を用意したから開けられない!っていう。あの瞬間はちょっと焦りました(笑)」
みんなでやり切った満足感。ライブ後のキラキラと喜びを爆発させる彼女の姿がとても印象的だった。そんな「がちゃてっく」は、今度は「がちゃふぇす」のタイトルで9月24日(日)にも開催されるという。次なるライブではどんな成長した姿が見られるのか。進化した蒼みこに今後も期待しよう。