ホームである「ワートリ」への期待
──プライベートもアクティブな高橋さんですが、10月25日からは出演舞台『ワールドトリガー the Stage』ガロプラ迎撃編が控えます。『ワールドトリガー the Stage』には初演から出演されていますが、高橋さんにとって『ワールドトリガー the Stage』はどのような場所ですか?
なんか、すごく好きなんですよね。ミュージカル『刀剣乱舞』は生活の一部になっちゃって、好きとか嫌いの感覚があまりありませんが、「ワートリ」はミュージカル『刀剣乱舞』以外でがっつりシリーズものに出させてもらっている作品で、「楽しい」「好き」っていう気持ちがずっとあります。演じている迅悠一という役も好きだし。ただ、馴れ合ってクオリティーが下がっていくのはもちろん嫌。今はガロプラ迎撃編のダンスレッスンをしているところなのですが、新たな迅悠一を見せられるように頑張っています。
──今作で楽しみなことは何ですか?
第3弾の『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編には、映像でしか出演していなくて。第3弾から出演しているメンバーもいるので、僕の知らない空気感ができていると思います。だから今回は、ホームでありながらもいい緊張感で入れる。それが楽しみですね。そういう意味でも今作はまた一味違った、さらにステップアップした『ワールドトリガー the Stage』になると思います。
──“スーパータレントタイム”で高橋さんを知った方には、お芝居をしている高橋さんはまた新鮮に映るかもしれないですね。
そうですね。この間、「公開ケイコ!~演出:松崎史也編~」という企画に参加しました。その企画は、10分くらいの作品の台本があって、実際にお客さんの前で読み合わせから立ち稽古まで見せて、最後に本番をやるというもので。最初は僕たちもどこか「見せ物にしよう」という感覚があったんですけど、いざ始まるといつもの空気感で、本気で演出家や役者同士でセッションをしていて。そういう真面目にお芝居を考える僕の姿にギャップを感じている人は結構いたみたいです。バラエティーなどタレントとしての僕しか知らない人も多かったようなので(笑)。
──この連載でも、お芝居に真面目に取り組む様子から、プライベートでの様子までいろいろな高橋さんを見せてください。
はい。以前の「週刊ザテレビジョン」のとき同様に、いい写真といいインタビューで、自分の成長をしっかり見せられたらと思っています。それと、1年間やっていたレギュラーラジオが終わって、近況をリアルタイムで話す場所がなくなっていたので、ラジオ感覚で近況もいろいろと話していこうと思っています。皆さん、引き続き楽しんでください!
◆取材・文=小林千絵
Happinet
発売日: 2024/12/04