中野発のヲタク女性ユニット・中野腐女子シスターズが20日、「Honey Bee〜」で念願のメジャーデビューを果たした。今回は、デビュー直前の心境と共に、初シングルの魅力をたっぷりと語ってもらった。
中野腐女子シスターズとは、お笑い芸人・はなわ扮(ふん)する“ジャジィはなわ”プロデュースの下、ライブなどの音楽活動を展開する人気アイドルユニット。それぞれがアニメ、コスプレといったヲタ属性を持つ乾曜子、喜屋武ちあき、虎南有香、京本有加、浦えりか、原田まりるの6人で構成されている。'08年に「男坂」でデビューした男装(?)ユニット・腐男塾(≒中野腐女子シスターズ)と共に活動をしており、今回満を持してメジャーデビューを迎えた。
――デビューが決まった時の感想を教えて下さい
虎南:何か発表がある時はファンの皆さんと一緒に初めて知らされるというのが、中野腐女子シスターズの恒例行事みたいになっているんです。だから、メジャーデビューについても、ライブの時に発表されて、ファンの方と一緒に知りました。今まで自分たちの曲はあったのですけれど、CDになることはなくて…。それでも楽しく活動していたのですが、こうやってCDデビューできることになるとやっぱりうれしいし、これからが楽しみです。
乾:ライブで“皆ありがとう”的なVTRが急に流れて、「え、解散!?」って思ったんですけれど、そこで“お待たせ! ついにわたしたちの出番だ!”っていうVTRに切り替わって、CDデビューの発表があったんです。途中まですごくドキドキしちゃって、本当にビックリしちゃいました。
喜屋武:活動し始めて丸3年ということで、わたしも解散を言い渡されるのかと思いました(笑)。発表を聞いた時は、今までの3年間が走馬灯のように駆け巡って、それからようやくうれしいなぁと実感が湧いてきました。
京本:ファンの皆を待たせちゃって申し訳ないなという気持ちがあったので、やっとこうやってデビューという1つの形になったので、ホッと安心しました。
浦:もともとテイチクの社長が、腐男塾のCDがオリコン10位以内に入ったら、中野腐女子シスターズをデビューさせてくれるとおっしゃっていて、それを3rdシングル「勝つんだ!」の時に達成して下さったんですよ。腐男塾とファンの皆さんのおかげでチャンスをもらえたので、みんなからもらった「腐ォース(≒パワー)」を無駄にはできない、頑張らなくちゃって思いました。
原田:中野腐女子シスターズに加入したのがみんなより遅かったので、デビューではみんなと一緒に同じ場に立てて、同じ一歩を踏み出せるのがすごいうれしかったです。
――デビューが決まってから、周りの方々の反応はどうでしたか?
虎南:みんなにおめでとうって言ってもらいました。
喜屋武:でも「デビューしていたんじゃなかったの?」とも言われました(笑)。
一同:あー、言われた!
浦:腐男塾の「男坂」というCDの中に、中野腐女子シスターズの曲も入っていたから、すでにデビューしていたと思っていた人も多かったらしくて。あれはあくまで間借り(笑)して入れてもらっていたので、今回は純粋に中野腐女子シスターズとして出せるのが本当にうれしいですね。
――デビューを間近に控えての心境はいかがですか?
京本:今までは“腐女らNight Live”など、ファンの方が来てくれるイベントでしか歌っていなかったんですが、今回初めて“腐ベントサーキット”をやるので少し緊張しますね。会場がオープンスペースの所も何カ所かあって、そこではファンだけでなく一般のお客さんもいるので、この寒い中どれだけのお客さんが足を止めて下さるのか気になります。
喜屋武:今一度頑張らねば! と思っています。デビューできるようになったのは、腐男塾のおかげですが、腐男塾に負けないよう腐ベントサーキットを駆け抜けたいです!
原田:デビューに向けて、頑張らなければと思い、日々走り込みをしています。食事とかも気を付けて、修行僧みたいな生活を送っていますね(笑)。
(2)に続く
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