日向坂46 四期生が出演する映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」完成報告会が10月2日に都内で行われ、四期生の正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花と熊切和嘉監督が登壇。平岡海月は体調不良で欠席した。
正源司陽子、撮影中に外国人観光客から撮影を頼まれる
正源司は、冒頭シーンとなる浅草での撮影について「浅草が映画撮影の初日だったんですけど、ここはほとんどせりふがなくて、私たちが本当に修学旅行生として浅草に来た時の雰囲気で、楽しく過ごさせていただいたんですけれども、実は一つハープニングが起こりましてですね」と語り始める。
「撮影スタートっていう掛け声と同時に、私たちが(演技を)始めた瞬間に、海外の観光客の方が『ちょっと写真を撮ってくれないか?』っていうふうに英語でお願いをされて。本当に修学旅行生だと思ったんだと思うんですけど、(撮影中なのに)カメラを渡していただいて写真を撮って差し上げたんです。(映画の撮影は)カットがかからなくて、“このまま行けそうだ”と思って、『オッケー、オッケー』みたいな感じで明るく写真を撮りました」と、映画のカメラが回る中で、外国人観光客の写真を撮ったと告白。
「私たち、本当に高校生で修学旅行生なんだっていうふうに思いましたし、周りからもそう思っていただけているようで、安心した要素の一つではあります」と、現実と映画の境目がないくらい自然に高校生を演じることができたと胸を張ったが、MCから「そういうところで一番はしゃいでいたのは?」と聞かれると、正源司が控えめに手を上げ「私かもしれない…」「一番楽しんでいました」と打ち明けた。
清水理央、竹下通りで人混みの中をスルスルと
また、原宿の竹下通りで撮影した清水は「平日の竹下通りのメインストリートで撮影させていただいたんですけど、私自身がまず平日の竹下通りをあまり通ったことがなくて。なので、たくさん人がいる中を通っていくっていうのは初めてだったので、すごく新鮮な感じもしましたし、たくさんの人の中をくぐり抜けていくのが楽しかったです」と笑顔で振り返る。
さらに、離れた所から回していたカメラの他に、自撮りしながら歩いていたそうで「それが結構難しかったところではありますね」と明かす。
そして、実際にそのシーンを映像で見た感想を聞かれ、「客観的に見たら結構人が多くて、自分で歩いている時はそんなに思わなかったんですけど、結構人が多い中をスルスルスルと抜けていってたので、結構得意なんじゃないかと思って(笑)」と自賛した。