影山拓也「栗山とのシーンが多いので、バディ感がより出たらいいな」
司会からの「役作りで意識していることは何ですか?」という質問に対し、桐谷は「これは僕が想像してる部分なんですが、僕演じる栗山は、子供の頃からそういうすごい腕はあったんじゃないかなと思っていまして。学校の先生のことをすっぱ抜いて、学校新聞で廊下に貼って、先生には怒られるけど同級生からはヒーローみたいで。たぶん、記者になりたての頃もすごいイケイケだっただろうし、自分の記事で世の中が変わる感じだったり、電車で誰かが自分の記事のことを話してることにすごい高揚したりとか、そういうのが色々あったと思うんです。でも、ある事件を境にトラウマを抱えて、葛藤しながらも記者を続けるという役なんですけど、トラウマをなぜ抱えたのかだったり、抱えてもなぜまだ記者という仕事を続けているのかっていうことを、すごく大切に演じたいなって思ってやってます」と明かした。
そして、影山は「役で意識していることは、桐山さん演じる栗山とのシーンが多いので、バディ感といいますか、監督さんにも言っていただいた凸凹コンビじゃないですけど、そういうのがより出たらいいなっていう思いがあります。あと、視聴者さんが矢口を通して、一緒に週刊誌の仕組みだったりを楽しんでいただければなっていうのを感じてます」とコメント。
そんな影山のコメントを聞いた桐谷は「初日からけっこういろいろ話せたよね!お芝居については、最初に、こうやったらもっと二人のバディ感が面白くなりそうだねっていう話はしましたが、あとは、ワイワイキャッキャッしてます!もちろん本番はしっかりやっていますよ!」と笑顔で話し、影山は「僕は初めてというのもあって、とても緊張しちゃってましたが、本番直前まで桐谷さんが笑わせてくれるのでリラックスしてできています。助けてもらってます!」と桐谷との良いコンビ感を見せた。
岡部たかし「多面的な人物になればと思って演じています」
一方、岡部は「僕は編集長なので、矢口に対して上から目線で悪態ついて、口を汚くして罵る役なんです。本当にハラスメント講習とかやった方がいいんじゃないかっていう人物なんですが…(笑)。でも、栗山の過去を知っているだけあって、どこか温かい眼差しだったり、栗山に対しては怖さだけでなく、温かさもあるので、一面だけで“ヤバい奴”だっていうだけじゃなく、ユーモアとかお茶目さも含めて、多面的な人物になればいいなと思って演じさせていただいています」と語った。
そして、哀川は「役に関しては、人に入り込むうまさの中に、人を晒すってことに対する冷酷さが醸し出されれば、すごく成立していくんじゃないかなと思ってやってます」と思いを口に。