謎が多くて続きが気になる…宮世琉弥&小野花梨出演、死神に注目が集まる第1話がTVerで配信<スノードロップの初恋>
「スノードロップの初恋」第1話あらすじ(※以下ネタバレを含みます)
望月奈雪(小野)は、高校生のときに洋食屋を営む父を亡くし、弟の陸(岩瀬)のことを最優先に生きてきた。
ある日、奈雪は、どこか不思議な空気をまとった青年(宮世)が横断歩道にふらりと歩き出し車と接触しそうになったところを助けるが、何事もなかったように歩き出したため、不思議に思っていた。
また、陸は、父が経営していた洋食店の跡地前で、ぼう然としている青年(宮世)と出会う。彼に店は10年前に閉店したと告げると「あのグラタンはもう食べられないのか? 私は何のためにこの地に降り立ったのか」と倒れ込んでしまった。
陸が姉の奈雪がレシピを持っていると教えると、強引に案内するよう言われてしまう。しかも青年は自分のことを「死神だ」と言い、現在は「片岡朔弥」という人間の体を借りているという。当初は半信半疑だったものの「命の期限が見える」という死神の力を目の当たりにした陸は、信じることに。姉の前では「アメリカから来た企業コンサルタント」と名乗ることにした。
急遽ということもあってその日はグラタンを作れず、望月家に宿泊した朔弥。翌日、父の残したノートをもとに奈雪がグラタンを振る舞うことになった。
なぜそこまでして父のグラタンを食べたいのかと問うと、朔弥は「昔、ある女の子が言っていたんだ。そのグラタンは『世界一幸せな味だ』って。その幸せを味わいたいと思った」と返答した。
その後、完成したグラタンを食べ、恍惚(こうこつ)の表情を浮かべる朔弥だったが、奈雪は父の作るグラタンには遠く及ばない味だと正直に伝えた。すると朔弥が「君はいい人間なんだな。黙っていれば、私を追い出せたかもしれないのに」「君が父親の味を再現するまでここにいさせてもらう」と宣言した。
その頃、朔弥から「奈雪は12月25日に死ぬ」との予言を聞いていた陸は、大慌てでオカルトオタクの友人・亀山宗佑(森田甘路)の家に向かっていて……。