タマッチ役の谷藤海咲は、映画「鈴木先生」(2013年)に出演するなど子役時代から活躍。10月18日(金)からの舞台「not only you but also me」にも出演するなど演技活動のほか、得意の映像編集技術を活かして2020年に株式会社zzz.inc.(ねむ)を設立。代表取締役社長として、Z世代ならではの感性を生かしたマーケティング事業やブランドプロデュースを行う。アイドル活動の経験もあり、「おむすび」でも得意のダンスが見られそうだ。
結のクラスメイト・リサポンを演じる田村芽実は、アイドルグループ・アンジュルムの元メンバー。2016年にグループを卒業後は、歌唱力を活かした歌手活動に加え、「ウエスト・サイド・ストーリーSeason2」(2020年)で宮澤エマとのWキャストでマリア役に抜擢、音楽劇「クラウディアProduced by 地球ゴージャス」(2022年)ではクラウディア役を演じるなど、ミュージカルでも活動している。NHK連続テレビ小説出演は、「らんまん」(2023年)で万太郎(神木隆之介)が修行する大畑印刷所のひとり娘・大畑佳代役に続いて今回が2作品目となる。
岡本夏美「みんなと現場にいるとギャルスイッチが入ります」
第5回で注目を集めたスズリン役の岡本夏美は、13歳の時に「ラブベリー」モデルオーディションでグランプリを受賞しデビュー。「ラブベリー」「ニコラ」「セブンティーン」「non-no」の専属モデルを歴任しながら、演技活動も早くから精力的に行ってきた。今回が、念願の連続テレビ小説初出演となった。
スズリンは、母子家庭で厳しい環境ながらもネイリストになるため学校を辞めてバイトを頑張るキャラクター。番組公式インタビューで岡本は「ハギャレンの仲間たちはスズリンのことを『かわいそう』と思ったりしないから一緒に居られるし、居心地が良いんでしょうね」と、ハギャレンのメンバーとして活動するスズリンに思いを馳せる。
「アドリブが多いのですが、それぞれの心の役作りが充実しているので、即興でアウトプットしても成立します。みんなと現場にいるとギャルスイッチが入り、演じているときはもう本当に楽しいのですが、大きい声で話してずっと笑っているので、カロリーは結構消費しています。声録りなどはもはやスポーツで、録り終わったら『水ください!』ってなるぐらいです。楽しんでやっているので嘘笑いは1ミリもありません!」という言葉からも、ハギャレンの面々の仲の良さや撮影風景の楽しさが伝わってくる。
スズリンのエピソードを経て、ハギャレンの4人と徐々に打ち解け始めた結。10月7日(月)からの第2週「ギャルって何なん?」では、家族に内緒で彼女たちと交流を始める。