松重豊“井之頭五郎”&ゲストの構成に「新鮮」の声 「それぞれの孤独のグルメ」第1話がTVerで配信
「それぞれの孤独のグルメ」第1話みどころ
荒川区町屋を訪れた井之頭五郎(松重)。午前で仕事が片付き、河原で小石を拾って久しぶりに水切りをしたり、気になった店を眺めるうちに、腹が減ったことに気付く。店構えに惹かれて入った店は、こじんまりとした中華料理店。その店を営むのは、先ほど五郎が河原で水切りをしているのを見て、隣で対抗してきた大将(太田光)だった。
カニソバ、ザーサイメンなど店構えに反して攻めたメニューがあり、“ラーチャン餃子”の気分で入った五郎を悩ませる。しかし海鮮メニューが豊富で、卓上に「海鮮春巻用花椒塩」が置かれていることで“攻略の糸口”を見つけた五郎は、海鮮春巻と海老チャーハンを注文。厨房でチャーハンを炒める音を「チャーハンワルツ」と名付け、料理が出てくるのを待つ。
提供されると、最初に箸をつけたのは海鮮春巻。肉の餡ではなく、ダイレクトに感じる海鮮の味に「美味い!」と舌鼓を打つ。そして海老チャーハンは、米1粒1粒に味が染みており「毎日食べられる!」と絶賛。付け合わせのスープにも「店主のハッタリのない誠実さが伝わってくるようだ」と、大満足ですべて平らげる。
スープを飲んだことで、麺への欲も刺激されてしまった五郎。鶏ソバ(麺半盛)に加え、チマキも追加注文。その食べっぷりに喜んだ大将はわざわざ五郎のお会計時に顔を出し、「今度決着つけましょうよ」と水切り再戦を望むのだった。