10月8日よりスタートするドラマイズム「その着せ替え人形は恋をする」(毎週火曜深夜1:28-1:58ほか、TBSほか)の制作発表会見が同日都内にて行われ、W主演を務める永瀬莉子と野村康太が登壇。役づくりについてや、人生で影響を受けた人物、全力投球していることなどを語った。
同作は、累計1100万部突破の福田晋一による同名漫画が原作。コスプレ衣装作りをきっかけに、違う世界にいた高校生の男女2人が距離を縮めていく様を描く“好きなものに全力投球のコスキュンラブコメディー”となっている。
人気者のコスプレ大好きギャル・喜多川海夢(きたがわ・まりん)を永瀬、海夢のクラスメートで雛人形職人を目指す男子高校生・五条新菜(ごじょう・わかな)を野村が演じる。なお、野村は同作が地上波ドラマ初主演となる。
「不安がなかったかというとうそになる」
オファーを受けたときの率直な感想を問われると、永瀬は「元々大人気な原作というのも知っていたので、不安がなかったかというとうそになるんですけど、海夢ちゃんの愛らしさというか、愛おしくなるような存在を演じられるのがすごくワクワクしましたし、撮影に向けてしっかり準備して挑めたらなと思いました」とコメント。
野村は「大人気な原作のドラマ化にこうやってW主演として携われるということで、率直にうれしい気持ちでいっぱいでしたし、僕自身、プライベートでラブストーリーとかラブコメを見るのがすごく好きで、キュンキュンするのが大好きなんですけど、ついに僕が誰かに与えるような立場にならなきゃいけないということで、本当にすごく楽しみな気持ちでいっぱいでした。早く撮影したいなという思いでした」と語り、不安よりも楽しみが勝っていたことを明かした。
クラスのムードメーカーで周囲を引き込む明るさを持つ海夢を演じる永瀬は、「想像以上にパワフルな子で、底抜けの明るさを持っているので、毎日撮影が終わった後、家に帰ったら抜け殻のようになっていました」と告白。
また、海夢の「好きなことには全力で飛び込めばいいじゃないか」という言葉が自身にも刺さったといい、「私もお芝居をする中で迷ったりすることもあるんですけど、その言葉は本当に今でも胸に残っている言葉です」と語った。
野村康太、役づくりのため生活拠点を和室にチェンジ
一方の野村は、「新菜ってすごくうぶで、超がつくほど真面目で、あとはとにかく雛人形がすごく好きなんですけど、僕、あまり人生で雛人形に触れてきたことがないので、携帯のロック画面を雛人形にしてみたり。夜中に見るとちょっとびっくりするんですけど(笑)」と独自の役づくり法を明かす。
さらに、和室で過ごす新菜の気持ちに近づくため、家の和室にベッドなど身の回りの荷物を全て移動し、実際に和室で生活して形から入るようにしていたという。
また、ギャル役を演じるため髪の毛の色を明るいハイトーンにした永瀬のことを、「すごく似合っていますよね。もうキラキラしていて」とまぶしそうに見つめる野村。
劇中で披露されるコスプレ姿についても「まずクオリティーがすごく高いのと、どれも全部すっごく似合うんですよね。顔にテープを貼ったり、ウィッグをかぶったり、崩れちゃわないように気を遣うじゃないですか。その中で莫大なセリフの量とテンションと…僕だったらもうヘトヘトになっていると思うんですけど、 現場では毎日ニコニコで。とにかくすごいなと思いました」絶賛した。