二宮和也のメイキングエピソード
腹巻きに昭和風の髪型というTHE昭和な姿で登場した二宮。普段と違う格好でも表情はいつもと変わらずリラックスした様子で監督との打ち合わせを行い、母親の陽気なセリフなど面白い設定には笑顔を見せていた。撮影が始まると、声色を変えたり、言い回しを変えたり、監督の指示にも的確に対応し、最後まで撮影はスムーズに進行した。
撮影の合間にも、息子役の渡邉斗翔と一緒にスマホ画面を覗きパズドラトークで盛り上がった。パズドラに関して質問された二宮は、非常に真剣な表情で答えている場面も。2人はカットがかかる度に楽しそうに語り合い、撮影中も撮影の合間でも、親子のように終始和やかな雰囲気だった。
実際に二宮がパズドラをプレイして負けなくてはならないGAMEOVERを出すシーンでは、何回もチャレンジするも、実力がありすぎてなかなかGAMEOVERにならない。周りのスタッフも「上手い…」と呟いて華麗な指さばきに感心し始め、二宮のプレイに夢中になってしまっていた。急遽スタッフが二宮に「負け方」を指導することに。教えられた方法で再度挑戦し、無事GAMEOVERに“成功”することができた。
二宮和也 インタビュー「もうルーティーンみたいなものに近い」
――THE昭和なセットで、昭和の父ちゃんを演じられた今回の新TVCMについて、撮影を終えた感想をお聞かせください。
終わったままでこのインタビューをしていることが、どんな格好してるんだ?と思われるかもしれないですけど(笑)。昭和という設定、世界観を味わうセットでしたし、僕は昭和生まれで馴染みがあるんですけど、パズドラをやっている世代の子たちにどういう風に映るのかなっていうのは興味がありますね。
――今回のCMは、昭和なお茶の間の世界観でしたが、二宮さんのご実家はどんなご家庭でしたか?二宮家のお茶の間の思い出を教えてください。
夏休みになると、お昼ごはんを家で食べるので、夏休みはおじいちゃん、おばあちゃんと毎日一緒に食べていましたね。お昼ごはんを食べて、おじいちゃん、おばあちゃんが仕事に行っている間に僕は宿題をやっている、というのが思い出です。
――「父ちゃんすげー!」と言われるシーンがありましたが、最近、「すげー!」と言われたエピソードを教えてください。
まさに直近で、今日一緒にやらせていただいた斗翔くんと一緒にいる時に、パズドラ一回見たいです、って言われてやったら、本当にシンプルに「すげー」って言われましたね。普通にやって落ちコンも重ねて20コンボくらいいったら「すげえ...本当だ...」って(笑)。嬉しいですね。撮影の合間はほぼパズドラの話をしていました。「この面がやりたいんですけど、同キャラ禁止なんです」って言われて、「こうすればいいじゃん」みたいな(笑)。
――これまで、政治家、VTuber、今回は昭和のお父さん、と様々なキャラクターでパズドラの魅力を発信してくださっていますが、次はどんなキャラクターでパズドラのPRをしてみたいですか?
もちろんこういうキャラクターも面白いですし、考えて下さっているのでそれはお任せしたいですし、挑戦したいなとは思うんですけど...こないだパズドラのCMが流れた時に、パズドラのTシャツを着て自分がプレイしている一番シンプルなのを見て、一回野面(自然なまま)でも出たいですけど(笑)。一方でこういうキャラクターが出来るっていうのも、逆に言うとパズドラしかないので僕は楽しみながらやっていきたいと思います!
――8月の海賊龍王・ゼローグ杯では、ランキングダンジョンで上位7%という結果が話題になりましたね。
話題になりましたか(笑)。あれね...悔しかったんですよね...5%だった(“王冠”が貰えるまで)ので、切りたかったんですけどね...。
――規則正しい生活で毎日お忙しいと思いますが、いつパズドラをプレイしているのでしょうか。
結構忙しい時ほどパズドラをやっている習性があるみたいで、そうすると自分のストレス環境がすごく良い状態でパフォーマンスを出せるんです。もうルーティーンみたいなものに近いのかなあ。頭の体操じゃないけど、パズドラをやった後に仕事場に立ったときに、“スキッ”として、こういうのやってみよう、とかが生まれてくるタイプなんです。ただ周りから見るとずっとゲームやってるので、「仕事中も結構ずっとやってるよね」みたいなこと言われるんですけど、理由はあって。仕事においても、パズドラには助けられているんですよね。
――パズドラをプレイする子どもたちにパズドラを教えたり、パズドラの話をしたりするとしたら、どのような内容になりますか。
もはや僕が教えてもらう側です。彼らは成長速度がすごくて。早いし上手いし、追いつかない部分は追いつかないです、探求心も持っているし。僕は大人なので自分で時間を配分できるんですけど、彼らは親に1日何時間、とか、もうやめなさい、とか急に終わりが来る世代なわけです。あの中であそこまでちゃんとわかってやりこんでいるのはすごいと思っていて、教えてもらう側です(笑)。