佐倉綾音と福圓美里の魂のぶつかり合いに視聴者号泣
世界は少女たった一人の気持ち(=エゴ)で変えられてしまう。だが、その少女を止めるのもまた、少女のエゴだった。
トガに刺され、致命傷を負いながらもお茶子は言葉を尽くすことをやめない。笑顔で人を傷つけるトガを理解できず、一度は突き放してしまったことを後悔し、今度は少しでも歩み寄りたいと願うお茶子。そんな自分の言動がエゴだと認めた上で、「私はあなたの笑顔を見なかった事にはしたくない!」「まだ少しでも私と話してくれる気持ちがあるなら血なんて一生くれてやる! 」と涙ながらに訴える。
その瞬間、映し出されるのは小さなお茶子がトガに腕を差し出すビジョン。もっと早くにお茶子に出会えていたら、トガが人を傷つけることはなかったかもしれない。だけど、もう遅い…と普通なら切り捨ててしまうところをお茶子は諦めずに向き合おうとしてきた。
そんなお茶子のエゴが奇跡を起こす。本来、お茶子が持つ「無重力(ゼログラビティ)」は指先で触れたものを無重力状態にする“個性”で、無重力化できる重さは約3トンが限界だった。だが、その“個性”が覚醒し、自身が触れていないものにまでその効果が伝播していく。
トゥワイスの分身体やヒーローまでもが宙に浮いていくと同時に、トガの心もお茶子の言葉によって軽くなるようだった。戦場とは思えないほどに幻想的な光景をバックに、自分が思ってきたことをお茶子に語り始めるトガ。ヒーローと敵(ヴィラン)という立場を超え、普通の女の子同士の友達みたいに恋バナをする二人の姿に自然と涙が溢れてきた。最後は笑顔を浮かべて「私……カァイイ?」と尋ねるトガに、お茶子が「世界一」と答える。
壮大なストーリー展開や作画の美しさもさることながら、佐倉綾音と福圓美里の魂がぶつかり合うかのような熱演が観る人の心を震わせた第158話。視聴者からは「トガちゃんの笑顔は世界一カァイイよ」「漫画も良かったけどアニメだとお茶子の“個性”覚醒が綺麗ですごかった」「泣きすぎて頭いたい」「原作を知っていても思わず息を呑むほど圧倒される演技だった」と大反響を呼んでいる。
■文/苫とり子
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