反町隆史“千寿”&杉野遥亮“利己”、わずかな手がかりを頼りに風化寸前の事件の真相に迫る<オクラ>TVerで第1話が配信
第1話のみどころ(※ネタバレを含む)
2014年、敏腕の熱血刑事・飛鷹千寿(反町)は、同僚の結城真一(平山祐介)と共にある事件の犯人を追っていた。しかし、捜査中に爆破事故を仕組まれ、真一は帰らぬ人となった。
2024年、当時の面影なく適度にサボりながら働く千寿は、“刑事の墓場”と呼ばれる警視庁捜査一課特命捜査情報管理室=オクラに追いやられていた。チームには、真一の娘で組織犯罪対策部にいた時ヤクザを組ごと病院送りにしたとウワサされる結城倫子(白石麻衣)、ギャンブルで身を滅ぼした室長・幾多学(橋本じゅん)らがいた。
そんなチームに、理由は不明だが、優秀な刑事“だった”という不破利己(杉野遥亮)が配属された。情報管理室に1通のメールが届いた。送り主は、12年前に起きた女子小学生殺人事件の容疑者、矢継周作(黒田大輔)からだった。
当時、千寿は矢継の自宅を訪れており、警察は矢継が怪しいとにらんでいたものの、証拠がなく逮捕に至らなかったのだ。「あの時踏み込んでいれば」と被害者が監禁されていた可能性が高かったのにも関わらず、何もできなかった後悔を抱えていたのだ。
メールをきっかけに、千寿、利己、倫子は被害者の遺体があった雑木林へ。そこには、被害者のものと思われるノートが置かれていた。行方をくらましている矢継を探そうとするオクラ一同。そして証拠をもとに、千寿が強引に矢継宅に押し入ると、ビデオカメラを発見。カメラには、監禁した被害者を撮影した映像が残っていた。時を同じくして、倫子が矢継の居場所を特定。がんで1か月前から入院していたことが判明した。
入院している矢継に悔しい思いをぶつけた千寿だったが、矢継は死亡。12年前の事件以来、塞ぎ込んだ生活を送っていた被害者の母親に、被疑者死亡で書類送検されたことを伝える。
事件解決後、利己に呼び出された千寿。入院していた矢継が送れるはずのないメール、充電が切れているはずなのに電源がついたビデオカメラ、そしてノートには千寿の指紋があった。利己は、矢継を裁くために千寿が証拠を捏造したのではないか、とぶつけると背中を向けていた千寿は振り返った。
Happinet
発売日: 2024/07/12