「ENGENEのみんな、愛してるよ!」デビュー4周年のENHYPENがワールドツアーへ。韓国でのステージの模様をレポ!
日本でも絶大な人気を誇る7人組ボーイズグループ・ENHYPEN(JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KI)。3回目となるワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’』が、10月5・6日に京畿道高陽市 高陽総合運動場メインスタジアムで幕を開けた。ENHYPENにとって、韓国でのスタジアム公演は初となる。ツアー名の「WALK THE LINE」は、運命共同体であるENGENE(ファンネーム)と共に新しい道を切り開くというENHYPENの意志が反映されている。計26曲を披露し、圧倒的なパフォーマンスで、ENGENEを魅了した約3時間だった。
ライブの幕開けは、「Brought The Heat Back」から。PRADAの特注衣装が、彼らの大人の魅力を引き立たせる。「ParadoXXX Invasion」「Future Perfect (Pass the MIC)」では、20名ものダンサーと駆け回ったり、火による演出も相まって、彼らの熱気と気迫がステージから伝わってくる。
ユニット曲のお披露目も見どころだ。2002年生まれの3人・JAY、JAKE、SUNGHOONによるユニット曲「Lucifer」は、切ない歌声と儚い表情でこれまでの空気を一転させる。JUNGWON、HEESEUNG、SUNOO、NI-KIが披露した「Teeth」は、テンポの移り変わりが激しい楽曲で、メンバーのダンスや表情から目が離せない。
そして、『Fatal Trouble』、ENHYPENの代表曲でもある『Bite Me』へ。妖艶なダンスで魅了し、ENHYPENらしさが光るパフォーマンスだ。カジュアルな衣装に着替え、メンバーが歌詞を書き、HEESEUNGが作曲を手掛けた、7人にとってもENGENEにとっても大切な一曲『Highway 1009』を心をこめて歌う。ファンの顔をしっかりと見ながら優しい表情で歌う7人と、ENGENEの歌声があわさって、高陽総合運動場メインスタジアムは幸せな空間となる。
終盤にさしかかると、巨大な月をバックに美しく儚い世界観で『Moonstruck』をパフォーマンス。月光を浴びながら踊る7人の姿は、ハッとするほど美しい。アンコールを2曲披露し、大声援の中幕を閉じた。ENHYPENの7人だからこそ、創り出せるステージが確かにある。最後に、公演終盤に7人からENGENEへのメッセージをほぼ完全掲載!