30歳の節目を振り返る「考えたことをすぐ行動に移せた年でした」
――昨年12月で30歳の節目を迎えたことで、新木さん自身の結婚願望などに変化はありましたか?
あまり、年齢の垣根のようなことを考えたことはありませんが、20代前半の頃は「何歳までに結婚したい」とか、とても自分基準で考えてしまっていました。ですが、20代後半からは、結婚は相手があって成立するものなので、お互いに「これからの時間を共にしたい」とか、気持ちに変化が出てきた時に話し合えばいいと思います。そのタイミングが早くても遅くても、お互いの気持ちが合っていればいつ結婚してもいいと思います。
――お互いの気持ちとタイミングが大事ということですね。30代を迎え10カ月ほど経ちますが、結婚願望以外で心境に変化などはありましたか?
30歳になってからの約1年は、考えたことをすぐ行動に移せた年でした。今回も撮影で海外に行って、違う土地の良さだったりとか、新しい文化などを学ぶことがたくさんあったので、たくさんの国を旅したいという気持ちが強くなりました。
――では最後に新木さんが出演するAmazon Original映画『不都合な記憶』の見どころをお願いします。
SFの世界観が味わえるのと共に、テーマがとても壮大に感じるんですが、全体を見ていただくと皆さんも身近に感じる感情が味わえる作品になっています。夫婦喧嘩がきっかけでアンドロイドの“マユミ”は誕生していますが、もしかしたら、皆さんの親友や恋人、家族との関係でも同じ状況になる可能性も0ではないので…この作品を通して、今後の1つ1つの行動を考えるきっかけになったらいいなと思います。
◆取材・文=山田椋太