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バラエティー界にとけこむ男・勝俣州和【ザテレビジョン35周年特集】

2017/09/25 18:55

勝俣州和の1992年のザテレビジョンインタビュー
勝俣州和の1992年のザテレビジョンインタビュー

テレビの中で輝くスターを追いかけてきたザテレビジョンは、今年で創刊35周年。過去の記事からピックアップして振り返る【ザテレビジョン35周年特集】で今回注目するのは、タレント・勝俣州和の存在である。俳優、そしてアイドルとして人気を博し、現在も変わらず“冬でも短パン!声のデカい元気印”のイメージで活躍中の“かっちゃん”のインタビューを掲載したのは、今から25年前の'92年3月のことだった。

「(芸能界には)染まったフリをしているだけ」【'92年3/20号】


勝俣が萩本欽一率いる“欽ちゃんファミリー”の男性アイドルグループ・CHA-CHAとして活動した期間は3年半。このインタビューはその年の1月にCHA-CHAを解散したばかりの勝俣に話しを聞いたもの。レコードデビューをしながらコントやバラエティー番組をこなす「歌って踊れる面白いアイドル」として、若い女性を中心にファンがたくさんいた勝俣が、バラエティー番組「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(’90~’93年、フジ系)など、本格的にお笑い方面へシフトチェンジしていったばかりの頃だ。

「ボクは自分で自分のケツをたたかないタイプ。だから、任せてくれる人よりも、キビしい人のほうがカラーを出せるのかも」と語っている。この自己分析は、萩本欽一をはじめ、和田アキ子、タモリ、明石家さんまなどに可愛がられ、数々の大物芸能人の懐にスッと入り込むキャラクターを自然と作りだしてきた勝俣が言うのだから説得力がある。

そこから勝俣はウッチャンナンチャンやとんねるず、ダウンタウンなど同世代芸人のそばで頭の回転の速さを見せつけ、テレビを付ければ見ない日はないほどに活躍していくわけなのだが、このときはまだ「(芸能界には)染まったフリをしているだけ」と笑って答えている。

「人と会うのが好き」が続いた25年


当時「まだまだテレがあって、自分を出していない。クイズやトーク番組ではドッキドキ」と語っている勝俣。しかし、この掲載時に撮影された写真をもう一度、見ていただくと分かるが、大のプロレス好きということが全面に出ている。そして、読書好きでも有名で、グルメ情報も精通しており、そのすべてはその後、芸能界の仕事で生かせているのである。

レギュラー番組や冠番組の数は多くないけれど、どんな番組に出演しても馴染み、収録現場にとけこむ勝俣のキャラクターは、25年前からすでに始まっていた。「人と会うのが好きだし、演出家からもかなり勉強させてもらってます」とフレッシュに語っていた勝俣も、現在52歳。浮き沈みの激しい芸能界で、テレビに出演し続けているということは、人には見えないところで様々な勉強を重ねてきた結果なのだろう。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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