幕末の動乱期、“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、「不殺」の流浪人となって新たな時代を生きようとする姿を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。これまで舞台や実写映画化など、時代を超えて愛され続けてきた大人気作が2023年に新アニメとして復活。2024年10月からは、第二期となる『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』(毎週木曜深夜1:05-ほか、フジテレビほか/ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)が連続2クールで放送。第26話(第二期2話目)は、お転婆で訳アリな娘、巻町操(CV:山根綺)と剣心の出会いを描いた「明治東海道中」。(以下、ネタバレを含みます)
修羅と化した蒼紫、瞬殺!
剣心を倒すため、山籠りを経て神谷道場へやってきた四乃森蒼紫(CV:内田雄馬)だったが、斎藤一(CV:日野聡)から剣心が京都へと旅立ったことを聞き、再び山へと帰っていく。しかしそこには、志々雄真実(CV:古川慎)の配下である「阿武隈四入道」が待ち構えており、蒼紫は成り行きから戦闘に突入する。4人による一斉攻撃が持ち味の「阿武隈四入道」だが、蒼紫はこれを難なく見切ったうえで、逆に一瞬で殲滅するのだった。
冒頭は、久しぶりの登場となった蒼紫の無双シーンから幕開け。第一期の観柳邸での戦いでは、苦楽を共にした仲間たちを失い、さらには剣心との戦いにも負けてしまっただけに、今回登場した蒼紫の雰囲気はかなりダークで、復讐心を糧に生きているようにも思える。そんな修羅と化した蒼紫と、いかにも咬ませ犬な「阿武隈四入道」とではもはや勝負にすらなっていなかった。さらに今回の蒼紫は、以前と違い小太刀二刀流となっているのもポイントで、一本の長刀の鞘から二本の小太刀を引き抜き、凄まじい超スピードで敵を切り刻んでいくシーンは圧巻。ただでさえ強かった彼が、剣心に負けたことでさらに進化していることが伺える。今回は必殺技などは出なかったが、今後描かれるであろう本気の戦いが楽しみになる二刀流のお披露目だった。これにはSNSでも「久々の出番で無双してる蒼紫様好きw」「小太刀二刀流カッコ良すぎ!」などの声があがっていた。
志々雄、初登場ながらも魅力爆発
「阿武隈四入道」を倒した蒼紫の前に、瀬田宗次郎(CV:山下大輝)が姿を現す。宗次郎は蒼紫のことを改めて志々雄一派に誘うも、蒼紫は「俺は誰ともつるむつもりはない」ときっぱりと拒否。そんな蒼紫は、復讐相手である剣心や、自分に興味を示す志々雄一派が京都で一堂に会することを予想し、自らも単身で京都へと向かう決心をするのだった。
ここでは志々雄が初登場。意外にも蒼紫のすぐ近くにいたようで、蒼紫の冷徹っぷりを「気に入った」と高く評価したかと思えば、次は剣心のところへ向かおうとするあたり、かなりの気分屋らしい。さらに宗次郎から「志々雄さん、楽しんでません?」と問われると、フッと笑って「まあな」と答えるなど、なんとも腹の底が読めないキャラクターという印象だ。宗次郎も含めてまだまだ謎の多い志々雄一派だが、すでにその魅力は十分すぎるほどに伝わってきているだろう。
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https://abema.tv/video/title/26-203
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https://fod.fujitv.co.jp/title/202j
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https://www.hulu.jp/rurouni-kenshin-kyoto-doran
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