佐藤健と佐藤役の綾野剛「どっちだか分からなかった」
9月30日(土)公開の映画「亜人」の公開直前イベントが行われ、佐藤健と綾野剛が登壇。作品の見どころをアピールした他、頭脳ゲームに挑戦した。
本作は、死んでも命を繰り返す新人類“亜人”同士の戦いを描いた“エンドレス・リピート・バトル”。亜人最凶のテロリスト“佐藤”を演じる綾野と、主人公・永井圭演じる“佐藤”の戦いを描く。
佐藤は「(佐藤姓は)よくある。学校のクラスに3人くらい佐藤がいる。スタッフにも佐藤さんがいる」と驚きを見せる様子もなく、落ち着いて語った。
それに対し綾野は「取材の時に『佐藤さんは?』と聞かれると、どっちだか分からなかった」と困惑したエピソードを打ち明けた。
その後、佐藤と綾野は本作のマジョリティー(人間)VSマイノリティー(亜人)という設定にちなみ、各お題に対し観客の統計が少ない方を予想するという頭脳ゲームに挑戦した。
1問目の「人生をリセットしたい派」と「今のままの人生が良い派」という選択肢には、二人はいずれも前者を選択し、見事正解した。
しかし、その差は僅差だったことに思わず佐藤は「そんな人生に絶望しているとは思わなかった」と率直な声を漏らし、もし人生をリセットするのなら「違う何かをやりたい。MCとかかなあ… 今はいいです」と場をにぎわせた。
続く2問目の「身体を動かすアウトドア派」と「頭脳を使うインドア派」という選択肢に対して佐藤は「女性が多いのでインドア派が多いのでは?」とアウトドア派がマイノリティーだと推測。綾野も「表で遊ぶことより今できることたくさんありますからねえ」と佐藤に同調した。
アウトドア派かインドア派か聞かれた佐藤は「つい最近ちょっと飲みましたけれど」と綾野と飲みに行ったことを明かし、佐藤・綾野は声をそろえて「ビアガーデンはアウトドア!」と言い張る場面には、客席から大きな笑い声が。
さらに二人は、佐藤・綾野それぞれの顔がデザインされた9ピースのサイコロ型のブロックパズルを、バラバラの状態から組み立てるゲームにも挑戦した。
自信に満ちた様子で「目にもとまらぬ速さで完成させたい」と意気込む佐藤だが、一方、綾野は「頑張ります」とはにかむ。
ゲーム開始から少したつと両者はお互いを邪魔し合うが、佐藤が「これ欲しい」と目当てのブロックを指差すと、綾野は「一つあげる」と優しさを見せる場面も。佐藤のいたずらに気が付かず、完成したと思い込んでいた綾野は惜しくも佐藤に敗れるが、終始楽しそうに笑みがこぼれていた。
最後に佐藤は「皆さんの応援のおかげでなんとか作れました。もし見て良かったなと思ったら、広げてもらえたら」と話し、イベントを締めくくった。
9月30日(土)公開より公開