「ザ・グローリー」の強烈ないじめ加害者役で注目
「A-TEEN」で演じた美大を目指す女子高校生ド・ハナをはじめ、デビュー当時のイェウンは明るく元気で愛されるキャラクターを多く演じてきた。そんな彼女が新境地に挑んだのが、人気ドラマの続編「ユミの細胞たち2」(2022年)。ピンクのフリフリ衣装とぶりっ子なキャラクターで悪意なく男性を惑わせ、カップルの仲を危うくさせる天然小悪魔ダウンを演じた。視聴者に嫌われることを覚悟の上でこの役を演じたというイェウン。“もう出てくるなと言われたら、それほど良い演技をした証拠”と考えていたという。
さらに同年のドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」では、主人公ドンウン(ソン・ヘギョ)をいじめ、復讐の対象となるヨンジン(イム・ジヨン)の高校時代を演じた。大人になったドンウンの体にも残るやけどの跡は、高校時代のヨンジンが体育館で彼女の体に押し付けたヘアアイロンでついたもの。ヨンジンの強烈な復讐心の根拠となるトラウマ級の高校時代のいじめシーンを、イェウンがいかにも憎たらしい悪意に満ちた表情で演じきった。
射撃選手の役作りで選手の資格証を取得
生まれたときから芸能が身近にあり、絵に描いたようなエリート街道を走ってきたイェウン。だが彼女は同時に、徹底した努力家でもある。主演ドラマ「代理リベンジ」(2022年)では射撃部のエース・チャンミを演じるため、常にダンベルを持ち歩いて腕を鍛え、暇さえあれば射撃場で訓練。そのおかげで10点満点を出せるようになり、最終的には選手の資格証も取得。用意していた代役も使わず射撃シーンをこなしたという。
「ジョンニョン:スター誕生」で演じているヨンソも、歌に踊り、演技とすべてが完璧なエリート研修生という設定。そんなヨンソを演じるため、イェウンはたゆまぬ特訓を重ねたそうで「撮影がない日もずっと練習をしていました。ほとんど毎日テリさんと会って練習しました」と明かしており、本編でテリ演じるジョンニョンが腰を抜かすのも納得の素晴らしい歌声を響かせている。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/jeongnyeon-the-star-is-born/
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