Travis Japan、アメリカのファンを熱狂させ初のワールドツアー完走「みんなが誇れるTravis Japanに世界中でなりたい」
Travis Japanの世界6都市を巡るワールドツアー「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」が、10月16日のアメリカ・ニューヨーク公演で幕を閉じた。そのワールドツアーから、彼らの思い出の土地・ロサンゼルス、そしてニューヨークでのライブの模様を紹介する。
全世界デビューを果たし、海外でも精力的に活動
2022年3月からスキルアップのためにアメリカ・ロサンゼルスに留学したTravis Japan。留学期間中に世界最大規模のダンスコンペティション「World of Dance Championship Series」で世界9位となり、米NBCで放送の人気公開オーディション番組「America's Got Talent」に出演。
それがきっかけで、米大手レーベルであるCapitol Recordsより2022年10月に「JUST DANCE!」で全世界デビューを果たした。
さらに、J-POPアーティスト史上初めてとなる、デビュー曲でのBillboard Global excluding US5位にチャートインを果たし、2023年12月にリリースした1stアルバム『Road to A』と、2024年2月にデジタルリリースした『Road to A -Global Edition.-』は国内の各種チャートで1位、海外でも5つの国と地域でiTunes All Genres 1位、その他の国と地域でも上位5位までにチャートイン。
2024年1月には出演オファーを受け渡米し、「America's Got Talent: Fantasy League」に出演。3月には香港とタイをプロモーションで訪れショーケースを行うなど、海外でも精力的に活動を続けてきた。
修行を積んだ思い出の地・ロサンゼルスでのがい旋ライブ
9月3日、4日の台湾・台北公演を皮切りに、香港、タイ・バンコク、アメリカ・シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークの合計6都市を巡っていたTravis Japan。シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークでのアメリカ公演は全てソールドアウトとなった。
10月14日に公演が行われたロサンゼルスは、Travis Japanがデビュー前に修行を積んだ思い出の地。会場の照明が落ちると「TJ! TJ!」とファンからの熱いコールが響き渡る。
タキシード姿のメンバーがステージに登場すると、歓声が上がり、一瞬で観客を魅了。中村海人が「Just dance together!(一緒に踊ろう!)」とあおり、「LEVEL UP」でライブはスタート。
デビュー曲「JUST DANCE!」、「America's Got Talent」でのスタンディングオベーションも話題になった「My Dreamy Hollywood」と続き、光るステッキを使ったタップダンスを見せるなど、Travis Japanの真骨頂となるパフォーマンスに会場のボルテージは上昇。
羽織っていたジャケットを脱ぎ去り、松田元太出演ドラマ「東京タワー」(2024年、テレビ朝日系)の挿入歌「Sweetest Tune」では爽やかなサウンドで会場を包み込み、MCでは「What's Up LA? We're back!(LAのみんな元気?帰ってきました!)」と英語であいさつ。
それに応えるように、ファンからも「Welcome back!(おかえり)」と大きな歓声が飛び交い、1年間修業を積んだロサンゼルスでの思い出を語る。
そして、中村が「We have a surpise(サプライズがあります)」と伝えると、Capitol Recordsのレーベルメイトであるケイティ・ペリーの「Firework」を、メンバーのオリジナル振り付けで披露。
ライブの最後には、アメリカではCrunchyrollで配信されているアニメ「多数決」(毎週火曜深夜1:59-2:29ほか、日本テレビほか)のオープニングテーマ曲で新曲の「Fly Higher」を歌唱。「We want to sing together!(一緒に歌おう!)」と呼び掛け、これまでのTravis Japanとは一味違うサウンドで観客の心をつかむ。
ダブルアンコールでは、ロサンゼルスならではの特別なパフォーマンスとして「夢のHollywood」をオリジナルの日本語で歌い、最後にアカペラで英語バージョンとなる「My Dreamy Hollywood」のイントロを歌い上げると、メンバーが感極まる姿も見られた。
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