「美男<イケメン>ですね」(2009年)や「ドクタースランプ」(2024年)で知られる韓国の国民的人気女優パク・シネが主演を務める韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」が佳境を迎えている。10月19日までに配信された第9、10話では、ビンナ(シネ)がハン・ダオン(キム・ジェヨン)を思って涙をこぼすシーンが激増。一方で、ビンナが悪魔相手に強烈なアクションを披露する場面もあり、アクション女優としての実力の高さも証明した。(以下、ネタバレがあります)
ビンナとダオンが共闘関係を結ぶ
「悪魔なカノジョは裁判官」は、悪魔が取りついた裁判官・ビンナと捜査一課の刑事・ダオンが繰り広げるコミカル・ファンタジー・アクション。第8話でダオンの母親代わりだったキム・ソヨン刑事(キム・ヘファ)が殉職したことを受け、続く第9、10話では、犯人を追うためビンナとダオンが共闘関係を結ぶ展開が描かれている。
大切な人を殺され、やり場のない怒りにかられたダオンは8話ラストでとうとう、警察官である自分と決別。ビンナに「俺と手を組もう。犯人を見つけたら俺がぶっ殺す!」「俺がそいつを殺したら、あんたが俺を地獄に送れ。喜んで命を差し出す」と伝え、復讐(ふくしゅう)魔となった。その姿に訳も分からず胸が締め付けられたビンナは、胸を押さえながら涙をこぼした。
ダオンが家族を殺された日の生々しい記憶を打ち明ける
そして、続く9話ではダオンに寄り添うビンナの感情の高ぶりが加速する様子が描かれた。
ソヨンの警察葬に参列したビンナは、土砂降りの中でダオンが号泣しながら犯人に対する怒りをぶちまける姿に胸が締め付けられ、また涙。涙は土砂降りの雨にかき消されたものの、様子のおかしいビンナに気付いた後輩悪魔のイ・アロン(キム・アヨン)は、ビンナが恋をしているのでは…と疑い始める。
さらに、ダオンが家族を殺された日の生々しい記憶を打ち明ける場面でも、淡々と当時の状況を語るダオンの孤独に心の奥深くで共鳴したのか、一筋の清らかな涙がビンナの頬を伝った。
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