趣里「金髪(中川翼)は不思議なキャラクターです」ドラマの見どころを語る 第1話がTVerで配信<モンスター>
趣里「金髪(中川)は不思議なキャラクター」
――おふたりが思う、本作の見どころは?
趣里:いろいろな事件を追い、その裁判の様子が描かれる作品なので、とても考えさせられる内容になっています。その中での見どころというと、やはり気になるのは隣の金髪(中川)ではないでしょうか(笑)。不思議なキャラクターで、作品のスパイスになっています。
中川:本当ですか?でも、僕が演じる城野以外にも不思議な人しかいないですよね?(笑)
趣里:(笑)。不思議な人しか出てこないかもしれない。ここまでくると、「変じゃない人とは?」というところまで考えちゃうような。そんな深い意味で「普通とは?」「正義とは?」と一歩先まで突き詰めて考えさせられてしまうドラマになっていると思います。
中川:僕が思う見どころは、趣里さん演じる神波亮子の表情です。亮子は法律事務所のメンバーの前ではクールなのですが、僕が演じる城野の前では素の表情を見せるんですよ。その豹変具合を楽しんでほしいですね。
趣里:ありがたいです。お芝居もそうなのですが、カメラが回っていないところでも翼くんとおしゃべりしていると、素の自分でいられるんです。むしろ、それがお芝居に活きているのだと思います。感謝です。
――TVerで第1話の配信がスタートしました。「このシーンは繰り返し見てほしい!」というシーンはありますか?
趣里:難しいですね…! 第1話は、最初から最後まで見逃せない展開ばかりなので。台本を読んだ段階でも、「こことここが繋がっていたんだ!?」と驚かされました。裁判で判決は出たけれど、亮子的には納得できないところもあって…という、リーガルの奥深さを感じられる第1話になっています。早送りやスキップなどはせずに、じっくりと最後まで見てください。
中川:また亮子さんの話になってしまいますが、目線です。細かい感情の変化を目線の表現に込められていると感じたので、亮子さんが出ているシーンは目線に注目して、何度も繰り返し見てほしいです。でも、注目すべきはそれだけじゃない。ストーリーすべてに意味がないところなんてないんです。所々に伏線が散らばっていて、今後の展開に向けてのキーポイントなども含まれているので、推理しながら楽しんでください。