伊丹から葵との関係を問われた黒澤は動揺する
伊丹から休憩に誘われた黒澤。「実は会社に好きな人ができて。結果出したらその人認めてくれるかなって」と打ち明けられ、「まぁ、がんばれよ」と冷静に応えたものの、直後に「葵さんって、彼氏いるんですか?」と聞かれた。
つとめて冷静に「なんで俺に聞く?」と返した黒澤。伊丹はそのトーンから「じゃあ、黒澤さんは葵さんを好きなわけじゃないってことか」と言う。2人の距離が近いのではと疑っていたのだ。
「相談には乗った。上司として当然の務めだろ。それだけだ」という黒澤の言葉に、「ってことは、俺にもチャンスあるんですかね?」と伊丹。黒澤はそんな伊丹の頬を片手でむぎゅっとつかみ、「そういうことは彼女の手を煩わせなくなってから言え、新人」と告げて立ち去った。
立ち去る際、空き缶をゴミ箱に投げ入れる音が大きかった黒澤。会話の際に見せた視線もどことなく鋭さが感じられ、伊丹も黒澤が立ち去ったあとに「キレてんじゃん」とつぶやいた。
いろいろな考えばかりが先走ってしまう大人の恋の難しさにぶち当たった黒澤。でも、絢香だけでなく伊丹にまで恋心を悟られ、あふれ出てしまった嫉妬心がかわいい。
「上司として~」という会話のところを葵が陰で聞いてしまったため、じれったいドキドキ感が展開していきそうだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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発売日: 2024/11/20