声優・花江夏樹が子どものころ、算数が苦手になった理由とは?
声優として幅広い分野で活躍されている花江夏樹さん。実は子どものころ、算数が苦手だったという。そこで今回は、花江さんの知られざる幼少期のことや、最近のお休みの日の過ごし方についてお話を聞いた。
得意科目は国語と音楽と図工! 自分の想像力が試されるような科目が好きでした
__花江さんは子どものころ(小学校に上がる前)、どんな遊びが好きでしたか?
僕の子どものころは公園の遊具や外遊びをするのが好きな元気な子でしたね。今も公園にはよく行きますよ。秋になると子どもたちと一緒にトンボを追いかけて走り回って遊んだり、最近はストライダーの練習をしたりしています。
__小学生のころの好きだった教科、得意な教科はなんですか?
小学生のころから歌が得意だったので音楽と、モノづくりが好きだったので図工ですね。答えがひとつではなくて、自分の想像力が試されるような科目が好きだったので、主要教科の中では国語が好きでした。文章を読んで問われていることに答えるのも楽しかったので、国語を嫌いだと思ったことはないですね。
子どものころにこの図鑑があったら、算数が好きになっていたと思う!
__算数はどうでしたか?
算数は……苦手でした(苦笑)。あんまり楽しく学んだ思い出がないんです。記憶をたどると、小学校1年生の最初の算数の授業で、先生に「数字についてどういう特徴がありますか?」と聞かれて、「数字の2が白鳥に似てます!」と答えたら、「そういうことじゃない」と言われてしまって。そこから算数に苦手意識を持つようになってしまったのかなと思っています。
__まさに、算数は低学年のうちに「好き」「嫌い」がはっきり分かれる教科と言われています。だからこそ未就学のうちに「遊びながら算数に親しもう」というのが『あそべる算数』のコンセプトです。ご覧いただいて、どのような感想を持たれましたか?
僕が子どものころにこの図鑑があったら、もっと算数が好きになっていたんじゃないかなと思います。数字がずらっと並んでいる感じではないので、「これは算数の本なのかな?」と思うような印象です。きれいな写真や絵もあって見ていて楽しいので、ゲーム感覚で読める一冊だなと感じました。
「公園の石を拾って、いろんな形を確認してみよう!」は親子でやってみたい
__『角川の集める図鑑GET!』シリーズにはたくさんのジャンルの図鑑がありますが、ご覧になって何か気になる図鑑はありましたか?
「危険生物」はその名前を見たときから気になっていましたね。普段なかなか見ることができないですし、危ない、触るな、などと言われると怖いもの見たさでワクワクするし、興味をそそられます。それが1冊の図鑑になっているなんて。よくぞ集めてくれました!
__『あそべる算数』の中には「やってみよう!」というコーナーがあるのですが、お子さまと一緒にやってみたいと思ったページはありましたか?
形に出会うというコーナーにあった「公園で形をさがそう!つくろう!」というページはすごく面白そうですよね。言われてみないとなかなか石に注目することもないと思うし、きれいな写真も載っていてとてもわかりやすいので、このページを見ているだけでも楽しいです。僕も子どもたちも外遊びが好きなので、親子でいろんな形の石を集めて観察しに出かけてみたいと思いました。
この図鑑は子どもから大人まで楽しく算数が学べるのが魅力!
__最後に改めて『あそべる算数』のおすすめポイントをお願いします。
この図鑑は大人が見てもためになるような、意外と知らなかったことがたくさん学べる本だなと思います。何より、子どもと一緒に楽しんで遊びながら算数が学べるのが魅力的です。
また、ページの左端に「おうちのかたへ」というメッセージで、学習の意図や一緒に遊ぶ際のヒントが書いてあるのもとても参考になります。対象は3歳からとありますが、子どもから大人まで長いスパンで楽しめる内容になっていると思います。ぜひお子さんと一緒に楽しみながら活用してみてください。
(花江夏樹プロフィール)
声優。アクロスエンタテインメント所属。
6月26日生まれ。神奈川県出身。2011年声優デビュー。
「鬼滅の刃」竈門炭治郎役、「東京喰種 トーキョーグール」金木研役、
「四月は君の嘘」有馬公生役など、数々の人気作品に出演。
監修:川島慶(ワンダーファイ株式会社代表)
【定価】2,970円(本体2,700円+税)
【発売日】2024年7月10日
【サイズ】A4変型判
【ISBN】9784041149553
https://www.kadokawa.co.jp/product/322401000982/