<来週のおむすび>橋本環奈“結”は神戸で被災した過去を佐野勇斗“翔也”に語り始める
橋本環奈が主人公を務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第5週となる「あの日のこと」が、10月28日(月)より放送される。
「おむすび」とは…
本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代の“ギャル”な主人公・米田結(橋本)が、人々の健康を支える栄養士を目指し、現代が抱える問題を食の知識と持ち前のコミュニケーション力で解決しながら、目には見えないけれど大切な“幸せ”や“縁”を次々と結んでいく“平成青春グラフィティー”。食と人情の街、福岡・神戸・大阪を舞台に、激動の平成・令和を突き進むオリジナル作品となっている。脚本は「正直不動産」シリーズ(NHK総合ほか)などを手がける根本ノンジが担当。
第5週「あの日のこと」あらすじ
第5週では――
翔也(佐野勇斗)からなぜいつも寂しそうな顔をしてるのかと聞かれた結(橋本環奈)は、神戸に住んでいた6歳の頃の思い出を語り始める。
神戸では聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)は理髪店を営んでおり、セーラームーンが大好きだった結(磯村アメリ)はその絵を描いたり、姉の歩(高松咲希)にセーラームーン風に髪を結ってもらったりと楽しく過ごしていた。
そんな中、1995年1月17日の未明、結たち米田家は大きな地震に遭遇し慣れ親しんだ自分の家が潰れてしまったのを目の当たりにする。
――という物語が描かれる。
第5週予告動画
公式ホームページ掲載の予告動画は、「あちこちで火が出とる」という言葉とともに地震の揺れの中、家の中の物が飛び交う場面から始まる。そしてがれきの中、聖人が「これが俺たちが暮らしとった家や」と口にし、愛子が涙を流す姿が映し出される。
場面が切り替わると、恵美(中村守里)が「無理やりギャルの仲間にさせられたって」と結に話し掛ける姿、米田家で永吉(松平健)や“ハギャレン”メンバーたちが楽しそうに踊る様子が流れ、さらには「あの頃から私“ニセモノ”だから」と歩(仲里依紗)が顔を隠すように皆が集まる部屋の横を通り抜けようとする姿も映る。
また「おいしいもん食べたら悲しいことちょっとは忘れられるけん」という佳代(宮崎美子)の声を背景に、避難所に集まる人々に炊き出しのおむすびが配られる様子、静かに涙を流しながらおむすびを食べる歩の姿が流れる。
そして聖人が「地震の時にきちんと向き合えんかったけん」と取り乱す様子、涙を浮かべながらも何か強い意志を感じさせる瞳の結の姿が映り動画は幕を閉じる。
“ギャル魂”を胸に、激動の平成・令和を突き進んでいく米田結の人生に注目が集まっている。