再構築する冴島家に「涙が止まらなかった」
後日、公園で遊んでいた直明を裕二がジャングルジムに上らせている様子を見て、心配のあまり怒りをあらわにする環。そんな中、啓は環に直明の成長を知ってもらおうと、内緒にしていた学校探検のことを話す。その話を聞いた環は、喜ぶどころか怒りで啓の頬をぶってしまう。翌日、冴島家から学校に一本の電話が入る。啓が夜になっても帰宅していないとのことだった。篠谷(森川葵)に連れられ、一緒に啓を探す牧野。
一方、過去を回想している啓。過去に啓が外に連れ出した際に、直明は急な運動のせいで先天性心疾患の症状が悪化し、倒れて救急車に運ばれていた。この出来事から、直明に対して責任を感じていた啓は、また余計なことをしてしまったと保健室で一人、涙を流していた。
啓が保健室にいるかもしれない、という篠谷の勘により保健室に戻った牧野は、静かに啓の話を聞く。全てを聞いた牧野は「子供が直明の病気背負えると思うか?」「お前の責任なわけがない」とぶっきらぼうながらも優しく諭す。
啓を迎えにきた裕二と環と直明。「どれだけ自分勝手なの」と環が啓を責める中、牧野は環の思いを尊重しながらも、啓がどれだけ直明のことを思っているのか伝える。牧野の言葉により、冴島家は改めて家族の思いが一つであることを再認識するのだった。
冴島家のストーリーが描かれた第3話。SNSでは「涙が止まらなかった」「心が救われる」「なんてすごいシーン」「牧野先生のストレートな言葉はダイレクトに心に響きます」「考えさせられるなぁ」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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発売日: 2023/12/13