葵のために2時間の距離を駆け付ける黒澤
悶々としたまま帰宅した黒澤に、伊丹から連絡が入った。出張直前、後輩への責任と仕事をうまくしなければという緊張から密かに胃痛があった葵が、無事に仕事を終えたあと倒れてしまったのだ。
慌てて駆け付けた黒澤に、「本気なんですね、葵さんのこと」と言う伊丹。黒澤は「上司として…」と答えるが、伊丹は「ただの上司は2時間かけてこないんですよ、普通」と告げた。
点滴が終わって病室から出た葵は、黒澤の姿を見て驚く。体調を気遣ってくれる黒澤に、「こんなふうにされると、勘違いします」と涙声になってしまう葵。「黒澤さんにとって、私はただの後輩だとしても、私は…黒澤さんのこと、好きになっちゃいます」と思いがあふれ出てしまった。
「こんな優しさは酷です。どうして私を揺さぶるんですか」。葵の言葉に黒澤はたまらず「ほっとけないからだよ!」と言って抱きしめた。
ついに2人の思いがぶつかった展開。ただ無粋な推測をすればまだ第3話で、順調に進むのか分からないとも言える。絢香が黒澤のことを「誰かの人生に踏み込む勇気がない」と評していたのが気になるところだ。
SNSには「ほっとけないからだよって、かっこいい」「『こんな優しさは酷です』っていうのすごくわかる」「キュンがすぎる」「両片思いかわいい」といった声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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発売日: 2024/11/20