「このメンバーで最後を迎えたいという気持ちが強かった」SKE48大矢真那が“らしさ”全開の卒業コンサート!
9月24日に名古屋・日本ガイシホールで「SKE48大矢真那卒業コンサート in 日本ガイシホール ~みんなみんなありがとう!~」が開催。卒業時期は未定としながらも、今年6月に卒業発表をしたSKE48・大矢真那が、最後のコンサートで仲間たちから盛大に見送られた。
コンサートは「明日のためにキスを」や「万華鏡」など大矢が所属するチームSで行ってきた公演の楽曲や、大矢が選抜総選挙の“アンダーガールズ”として参加してきた楽曲のメドレーなどで構成。メドレーの「抱きしめちゃいけない」は、当時アンダーガールズで一緒だった大場美奈、高柳明音、佐藤すみれ、須田亜香里と共に歌った。
そして、2014年に行われたSKE48のナゴヤドームコンサート初日の1曲目で、SKE48の1期生の楽曲「神々の領域」は本編の最後にメンバー全員で披露。1期生の松井珠理奈と大矢の2人が青い衣装で登場し、最後のサビの前に大矢がステージを去ると、残された松井の目から涙が流れた。
一方、大矢を見送る側のメンバーたちも、「(大矢の)真っ直ぐな情熱を持って生きるということ、そういう気持ちはSKE48が今の形であるためには欠かせなかったあり方だなと思います。真那さんが卒業しても、みんながそれぞれ受け継いだものはこれからもずっとずっと私たちが受け継いでいきたいと思います」(須田)との言葉通り、熱くパフォーマンス。
「孤独なバレリーナ」では、高柳と古畑奈和が高い歌唱力をもって情熱的に歌い上げ、バレリーナ役の須田と惣田紗莉渚がしなやかな動きでステージ上を躍動。古畑と卒業生・東李苑によるユニット・フルマリオンの楽曲「愛してるとか、愛してたとか」では、2人の大先輩である松井と佐藤が登場し、キレのあるパフォーマンスを見せた。
また、一時期SKE48兼任メンバーとして活動していたHKT48・田中菜津美が駆け付けると、大矢、田中に一色嶺奈、後藤理沙子、野島樺乃、菅原茉椰、谷真理佳、野村実代を加えたSKE48の“美脚選抜”と言えるメンバーで、脚の振り付けに特徴のあるHKT48の「スキ!スキ!スキップ!」を披露した。
本編終了後、大きな“真那コール”が客席から巻き起こると、アンコールで大矢が時おり涙に声を詰まらせながらも自身の卒業ソング「永遠のレガシー」を歌唱。
MCでは、松井が大矢に対する思いを語り始めると、大矢が足をつってしまうハプニングが発生し、会場からは笑いが。その後も大矢は「やり残したことはありません」と言いたかったところを「やり切ったことはありません」と言い間違えるなど、最後まで大矢らしい天然ぶりをさく裂させて会場のファンを沸かせた。
そして、最後の楽曲「大好き」では、サプライズで小嶋陽菜からのビデオメッセージやメンバーのメッセージが入った横断幕が贈られ、大矢は目に涙を浮かべながら「ありがとう」と感謝の言葉を口にした。
また、コンサート終了後には、大矢の囲み取材が行われた。