菜月が父・昭則と一緒にライブに行けるように暗躍するSBO
作戦会議にも参加した大翔。菜月の最近多くなった“ため息”の原因を推測する中で、近々開催されるライブに行けなくなったことが原因ではないかと推測する。調査を進めると、ライブに行けなくなった原因は菜月の父・昭則(遠山俊也)にあることが判明した。
菜月が推しているアイドルグループ“KissBee”を父・昭則も気に入り、父娘で推し活をするようになった。次のライブも一緒に行く約束をして、菜月がチケットを確保したが、昭則が上司に同じ日に行われるゴルフコンペに出席するように命じられてしまった。
勇気を出してゴルフコンペを断ろうとするが、取引先の社長・芹澤英介(川崎麻世)の娘の成人を祝うパーティーへの出席を命じられてしまう。それでも一緒にライブを見せてあげたいと思うSBOは、作戦を練った。
パーティーが始まるのは正午。13時30分に娘のバイオリン演奏があり、14時に終了の予定。KissBeeのライブの開演時間は15時。社長宅からライブ会場までは電車で1時間、車なら45分で行けるということでSBOは車を用意し、大翔は昭則と一緒にパーティーに潜入し、タイミングを見計らって誘導する役目を務めることに。
予定時刻にパーティーは終わらず、作戦失敗
娘がバイオリンを披露する14時30分までは予定通りに進んでいたが、演奏前に予定になかった芹澤社長のあいさつが入り、バイオリン演奏の後、これも予想していなかった“アンコール”が…。
さらに、パーティーの来客の中でトライアウトも見にきていたドラゴンズファンがいて、大翔を見つけてしまった。大翔も東京で自分のファンに会えたことに嬉しくなって、昭則を外に連れ出すタイミングを逸してしまい、作戦は失敗に終わった。
昭則が来られないことが分かり、菜月は一人で会場入りし、ライブを見るが表情は全然楽しそうじゃなかった。