“ゴジラの日”を震源に日米ゴジラ映画傑作4選をBS12で放送「ゴジラ×メカゴジラ」「ゴジラvsコング」など特撮怪獣映画の進化を見る
海を超えてハリウッド映画にもなった、日本が誇るキング・オブ・モンスター“ゴジラ“。2024年は「ゴジラ」が1954年11月3日に公開されてから70周年、そして、1974年に「ゴジラ対メカゴジラ」が公開されてから50周年の年になる。BS12トゥエルビでは「日曜ゴジラ劇場70」と題して、11月3日(日)の“ゴジラの日”より、4週連続で日米の「ゴジラ映画」を放送。本記事では、ここで放送される4作品を紹介する。
「ゴジラ」とは…国内実写シリーズは30作にのぼる国民的怪獣特撮映画
現在では様々な作品が作られている怪獣映画というジャンルだが、遡ればその元祖は1954年に誕生した「ゴジラ」である。映画と言えば銀幕スターの場所という時代に生まれた「ゴジラ」は老若男女を巻き込む大ヒットを記録すると、特撮・怪獣映画を日本に定着させた祖となった。
以降、「ゴジラ」シリーズはゴジラ対ライバル怪獣という図式で人気を作りつつ、国内実写シリーズでは2023年の「ゴジラ-1.0」まで30作をも公開。アメリカではハリウッド版「GODZILLA」も誕生するという、日本を超え、世界に誇る怪獣映画の金字塔として映画史に刻まれている。
日米ゴジラ映画4選「日曜ゴジラ劇場70」
超攻撃型メカゴジラとの大激突が大反響を呼んだ「ゴジラ×メカゴジラ」(11月3日[日]夜7:00~ほか)
自衛隊が対G特殊兵器として完成させた機龍「メカゴジラ」とゴジラの対決を描く、2002年公開の「ゴジラ」シリーズ第26作目。今回のメカゴジラはコンセプトデザインを一新。ゴジラと一騎打ちのバトルシーンでは衝撃的で予測不可能なビジュアルイメージへと進化する。監督は、“子どもから大人まで楽しめるゴジラ映画”という高い評価を得た「ゴジラ×メガギラスG消滅作戦」の手塚昌明。釈由美子、宅麻伸、中尾彬らが出演する。
【ストーリー】2003年、ついに機龍「メカゴジラ」が完成した。全身に様々な武器を搭載し、体内には、全てのものを一瞬にして破壊する最終兵器を内蔵している。人類の希望を背負った機龍「メカゴジラ」のテスト起動を開始したそのとき、海底から巨大な影が動き出した。ゴジラ、そして機龍「メカゴジラ」の逃げ場のない一騎打ちの戦いが始まる。
VFXアーティストのギャレス・エドワーズが手掛けた「GODZILLA ゴジラ」(11月10日[日]夜7:00~ほか)
ハリウッドで制作された「モンスター・ヴァース」シリーズの1作目の「ゴジラ」。VFXアーティストとして数々の作品を手掛けてきたギャレス・エドワーズ監督がメガホンを取り、2014年に日米で公開。日本からは渡辺謙がメインキャストの1人、芹沢博士役で出演する。世界で大ヒットした本作を皮切りに、ゴジラやキングコングを主人公とした怪獣映画「モンスター・ヴァース」シリーズが誕生した。
【ストーリー】1999年。日本の原子力発電所に勤めるジョー(ブライアン・クランストン)異常振動の調査をしていたが、突如、緊急警報が鳴り、妻・サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を原子炉内に残したまま、防護壁を閉じる苦渋の決断を強いられた。それから15年後、息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、父が逮捕されたとの知らせで日本に向かう。ジョーは単身、事故調査を続けていたのだ。原発事故の裏側には何かが隠されている。原発跡地に侵入した2人は、謎の研究施設と想像を絶する巨大生物を目にするのだった。
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