松本若菜が主演を務めるドラマ「わたしの宝物」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第3話が10月31日に放送。予告から注目されていた美羽(松本)と冬月(深澤辰哉)の再会シーンにもSNSが沸いた。(以下、ネタバレを含みます)
男女3人のもつれあう感情を描く“ひりつく大人の恋愛ドラマ”
本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って生んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした、ひりつく大人の恋愛ドラマ。大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。
托卵という禁断の選択をする主人公・美羽を松本、美羽の夫で大手商社に勤める優秀な会社員だが家庭では美羽にきつく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている神崎宏樹を田中圭、美羽の中学生のころの幼なじみで、学生時代から互いに思いを寄せていた冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じる。
冬月が美羽を好きになった瞬間が明らかに
滞在していたアフリカで同僚と共にテロに巻き込まれた冬月。2人と一緒に渡航していた莉紗(さとうほなみ)がとっさについてしまったうそで一度は冬月が亡くなったことになったが、1カ月ほどして誤解はとけた。だが、日本で最初のときほどに報じられることはなく、身内を除いてまだ知らない人も多い。美羽もその一人だ。
帰国した冬月は亡くなった同僚の遺族のためにできる限りのことをしたいと決意する一方で、思い出すのは美羽のこと。
アフリカに発つ前、美羽と話していた冬月は、中学時代に夢だったバスケットボールの活動がけがのためにできなくなった自分にとって美羽の言葉が救いになったことを打ち明けていた。「欲しいものとか、夢とか全部諦めても、すてきなものはなくならないよ。世界には、すてきなものがいっぱいある。それをまだ知らないだけ」。美羽は全く覚えていなかったが、当時、家の事情で諦めなければならないことが多く、そう考えていたことを思い出した。
その言葉をかけられたときから美羽のことが好きになったのだ。