チョ・ウジンとチ・チャンウクがW主演を務め、11月6日(水)より配信されるドラマ「江南(カンナム)Bサイド」。その制作発表会が10月30日に行われ、ウジン、チャンウク、ハ・ユンギョン、キム・ヒョンソ、そしてパク・ヌリ監督が出席した。
江南エリアを舞台に描かれるスピーディーな“追跡ゲーム”
「江南Bサイド」は、江南で失踪した“クラブのエース”を巡る刑事と検事、そして江南を牛耳るミステリアスな男によるスピード感あふれる“追跡ゲーム”を描くサスペンス。10月に行われた「第29回釜山国際映画祭」ではオンスクリーンセクションの招待作に選ばれるなど、配信開始前から期待を集めている。
ウジンは江南地区の女性連続行方不明事件を捜査するため左遷先から呼び戻された元エリート刑事カン・ドンウを、チャンウクは江南のアンダーグラウンドでうごめく謎の男ユン・ギルホを演じる。ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(2022年)で主人公・ヨンウが“春の日差し”と例えた同期弁護士チェ・スヨンを演じ注目を集めたユンギョンは、ドンウ刑事と共に事件を追って江南の奥深くに入り込んでいく検事ミン・ソジン役。そしてヒョンソは、ドンウやギルホ、ソジンが追うことになる謎の女性キム・ジェヒを演じる。
チョ・ウジン「これまでお見せしたことのない姿をお見せできると思います」役作りについて言及
「事件Bサイドトーク」と題されたトークタイムには、4人それぞれが自身の演じたキャラクターの紹介や、役作りについて言及。田舎に左遷されていたが失踪事件をきっかけに江南の警察署に復帰したドンウを演じるチョ・ウジンは、「ドンウは、正義感が強くて、事件解決のために情熱を注ぐ人物。監督と話し合い、最近流行りのヨアジョン(“ヨジュムアジョシジョンシク”を略した言葉で、「今風のおじさん」を指す流行語)のようなおじさんを表現しようと思いました」とコメント。
それに伴い、「監督から重厚感を見せたいというお話があったので、体重を18キロ増やしました。とにかく食べていましたね。江南にある自家製バーガーの店は全て制覇しました(笑)。また、ボクシング経験者という設定だったので、これまでになく筋トレにも励みました。これまでお見せしたことのない姿をお見せできると思います」と話し、胸を張った。
謎のブローカー、ギルホ役のチ・チャンウクは「江南の裏社会で働く悪名高い人物で、ジェヒ探しに奮闘します。アンダーグラウンドに生きる人物なので、怪しくて、危険な雰囲気を出したいと思い、メイクや衣装にこだわりました。顔を見ると、いつも傷だらけなんです。いつも何かと戦っています」と見た目にもこだわったことを明かした。