渡邉美穂が11月8日、都内で開催された映画「あたしの!」初日舞台あいさつに、木村柾哉、齊藤なぎさ、山中柔太朗、横堀光範監督と共に登壇した。
新時代のヒロインによるドタバタラブコメディー
映画「あたしの!」は、幸田もも子の同名漫画を映画化したもので、正直でうそがつけず思ったことはすぐに伝えてしまうど直球のヒロインが、運命の恋と友情の絆の間で揺れるさまを描いたラブバトルエンターテインメント。
登壇した渡邉は、「高校生の頃から映画制作に携わりたいという気持ちがずっとあったので、8年越しにようやくその夢をかなえられたので、素直にうれしいという気持ちです」と述懐し、「実は今日の朝8時から映画館に行って、普通に自分でチケットを買って見に行きました。『ちょっと1回冷静になって1人で見てみよう』と思って見に行ったんですけど、本当に今日公開されるんだなってすごく実感が湧いて感動しました」と明かした。
また、「今日、実は3時に起きちゃって…。完成披露試写会の時も3時に起きちゃったんですよ。パッて目が覚めちゃうと、緊張で眠れないんですよね。楽しみなのか…?」と打ち明け、観客を驚かせた。
渡邊美穂が運命を感じた齊藤なぎさへの本音を吐露
そんな中、「今までの人生の中で『これは運命だ』と思った出来事や出会いは?」という質問が寄せられると、齊藤なぎさが「(渡邉)美穂は、元々私の“推しメン”だったので、まさか共演できると思ってなかったので、運命だなって思います」と告白。
すると、渡邉も「本当に私も(齊藤)なぎさちゃんとは運命を感じていて。1回、テーマパークでたまたま遭遇したことがあって、急に肩をトントンとされて『齊藤なぎさです。一緒に写真撮りませんか』って写真撮ったりとか、何回かたまたま遭遇したりとかもあったので、今回こうやって一緒に仕事できたのも運命なのかなって思う」とコメント。
さらに、齊藤に対し、「さっき“推しメン”って言ってくれたんですけど、私もなぎさちゃんのことずっと『この子、かわいい!』って思って写真を保存したりとかしてました。でも正直、元アイドル同士っていうのもあって、『共演する機会なんてないんだろうな』って半ば諦めてる自分もいたんですけど、今回奇跡的に一緒にお芝居することができて本当にうれしかったです。すぐに仲良くなって、撮影が終わってからも仲良くしてくれて、密に連絡を取り合って、お互いに悩みとか仕事の相談ができる友達があんまりいなかったから、出会えてよかったなって本当に思っています。これからもよろしくお願いします」と語った。
映画「あたしの!」あらすじ
正直で嘘がつけず、思ったことはすぐに伝えてしまうあこ子(渡邉)は、高校2年生の初登校の日に、全女子の学校に行く原動力で学校イチの超人気者・直己(木村)が留年して同学年になったことを知る。さらに、同じクラスになった直己に一目惚れしたあこ子は、どストレートなアプローチを開始する。
そんな中、「(直己は)カッコいいと思うけど、恋愛って感じじゃない」と言って応援してくれていたはずの小学生からの親友・充希(齊藤なぎさ)が怪しい動きを見せ始める。
◆取材・文=原田健
日経BP
発売日: 2022/06/24