俳優の杉野遥亮が11月12日、都内で行われた「ほっかほっか亭 新CM発表会」に、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹とともに出席。CM撮影時の裏話を披露した。
のり弁は「小さい頃母親が作ってくれた」
持ち帰り弁当事業のパイオニアである同社は、2026年に創業50周年を迎えるにあたり、7年ぶりに新TVCMの放映を決定。新CMキャラクターに就任した杉野は「久しぶりにCMを作ると伺って、その機会に選んでいただいたので、できる表現は精一杯したいなと思って。うれしかったです」と喜んだ。
CMでは同社のお弁当を口にするシーンがあり、杉野は「おいしく食べたいなと思って、お昼ごはん食べなかったです。おいしいっていう感じを大事にしました」と明かした。
続けて、のり弁を開発したのが同社だと知ったときは「すごく驚きました」とコメントし、「弁当の代表的な感じですからね。小さい頃は、母親がのり弁を作ってくれるくらい普及されていたので」と思い出を振り返った。
のり弁実食「うますぎてゴートゥーヘブン」
この日は、同社の担当者が実際にのり弁を作る場面も。出来上がると、杉野は「(CM撮影の)現場で何度かいただいたので、せっかくなのできょうは飯尾さんに食べていただいて」と促した。
高校時代に同社を利用していたという飯尾は「いいんですか。高校時代のソウルフード」と喜び、口に運ぶと「うますぎて高校時代の記憶が飛びました」と言って杉野を笑わせ、さらに「うますぎてゴートゥーヘブン」と持ちネタを披露した。
発表会の最後に、マイクを握った杉野は「今、暗い時代というのもなんですが、そういうこともいっぱいあるので、こういうお弁当を食べてほっとする時間を取っていただいて。CMキャラクターやらせていただいていますが、そうやってお力添えできたらうれしいなと思います」と呼びかけ、締めくくった。
◆取材・文=大野代樹