Payu(嵐)、Rain(雨)、Prapai(風)、Sky(空)の4人を主役に、それぞれの恋愛模様を描き世界中で大ヒットしたタイのBLドラマ「Love in The Air」。その日本版リメイクとなる「Love in The Air-恋の予感-」が、11月3日からFODで独占配信中。
本作で主演を務めるのは、南雲奨馬、濱屋拓斗、鈴木曉、長妻怜央の4人。大学で伝説の先輩と呼ばれている早瀬嵐士(南雲)と建築学科に通う大学生の雨宮玲(濱屋)、父の会社で働く御曹司の河合風磨(鈴木)と玲の親友でもある大学生の空野快(長妻)。2組の恋の駆け引きがドラマティックかつコミカルに描かれていく。WEBザテレビジョンでは、主演の4人にインタビュー。演じた役どころの関係性や撮影の様子などを語ってもらった。
「グッと迫られるシーンは毎回ドキッとしていました」(濱屋)
――南雲さん演じる嵐士と濱屋さん演じる玲。そして、鈴木さん演じる風磨と長妻さん演じる快、その2組のラブストーリーが描かれる本作。キュンとするシーンも多くあると思いますが、撮影中にドキッとした出来事はありましたか。
濱屋:僕らはお互いに距離が近いシーンが多いんですけど、(南雲の)目力がすごいんですよ。顔面も強いし。グッと迫られるシーンは毎回ドキッとしていました。この距離だと「カッコいい…」と思っちゃいますね(笑)。
南雲:(濱屋)拓斗はあまりラブシーンの経験がないと聞いていたので、僕ががんばらないといけないなと(笑)。役柄的にも嵐士がグイグイいく感じだったから。
鈴木:僕がドキッとしたことと言えば、彼(長妻)の唇が柔らかかったこと! 僕、宮城出身なんですけど、仙台名物の牛タンくらいの柔らかさでした(笑)。
長妻:牛タン!?
濱屋:牛タンってそんなに柔らかくないよね?
鈴木:うちの方の牛タンはぷりぷりなんだよ!
長妻:あはは! でも、(鈴木)曉は役との切り替えがはっきりしているから、そこにはちょっとドキっとしましたよね。こんな感じで直前までワイワイしていることもあったんですけど、撮影が始まるとしっかりと役に入って迫ってきたりするから。
南雲:たしかに、曉くんは役を作るタイプだよね。快に嫌われたかもしれないどうしようって風磨が悩むシーンがあったんだけど、1人で車にこもって感情を作っていたことがあって。さっきまで一緒に騒いでいたのに!ってびっくりした。
長妻:本番前にスイッチをきっちり入れるのが分かるよね。
――嵐士×玲と風磨×快、それぞれどんなカップルでしょうか。
南雲:僕たちの方がかわいらしいというか、風磨と快の方がすごくアダルトなんですよね。出会いもそうだし、僕たちには出せない大人の色気があるなと思いました。
濱屋:たしかに。僕たちの方がかわいい感じがあるかも。
南雲:僕らは玲がちょっと子どもっぽいというか、柔らかい印象があるから、そこまで濃厚じゃないんですけど、風磨と快は男と男のぶつかりあい。格闘技みたいな熱さがあるなと。
長妻:快も風磨も凛々しいタイプだからね。それぞれ僕らは原作同様、名前に嵐、雨、風、空というイメージあるんですけど、僕が演じる快は空で、風磨は風。僕のなかに浮かぶモヤモヤを吹き飛ばそうとするのが風磨なんですね。
「僕が吹き飛ばしてあげるよ」みたいなセリフもあるんですけど、どちらかと言うと吹き飛ばしてもらうだけじゃなくて、そこから自分で明るい空を作っていくみたいなところもあって。快は、守られるというよりは自分からも攻めていくようなタイプ。その関係性が特徴的かもしれないですね。
鈴木:それを思うと、正反対な2組だよね。かっこいい嵐士とかわいい玲。ザ・恋愛ドラマみたいな王道な2人と、それとはまたちょっと違う大人な風磨と快。どっちのカップルが好きか、見ていただいた方に聞いてみたいですね。