真琴が「勘」で宏樹に重大なことも暴露する
真琴から連絡を受けた宏樹は、「誰にも見られないところがいい」と言われたことで、最近の心のよりどころとなっている浅岡(北村一輝)の喫茶店で会うことに。
真琴はずっと誰にも言わないと決めていたはずの「ずっと宏樹さんのこと好きでした」という告白から、「だから私、美羽さんのことが許せない!」と、不倫していると暴露した。さらに、「女の勘」いや「母親の勘」としながら、娘の栞が不義の子である暗示も。
親友だと思っていた美羽が何も話してくれない事。加えて、美羽の母の「夫婦でいられるのって実は奇跡よね」という言葉、宏樹の「いまが一番幸せ」という言葉。それらすべてが折り重なったゆえの言動。けれども自分の離婚原因でもある不倫を憎む真琴の行き過ぎた正義というのであれば、宏樹に告白したのはそれこそ行き過ぎではないだろうか。
気を遣って席を外していた浅岡が「女の嫉妬だよ」と諭したが、まさにそう感じるところだった。美羽を信じていて、親友というのであれば、なぜ美羽に直接突きつけなかったのかという点があるからだ。ただ、浅岡が続けた「だから白黒つけなくていいんだよ」という言葉は宏樹の心には届かなかったようで、このあと宏樹の心の中で壮絶な“修羅場”が繰り広げられることになる。
視聴者からも「真琴ちゃん怖い」「真琴、勘でそこまで言ったらダメでしょ」「ありえない」「真琴ちゃんはやりすぎ」「それでも親友?」「全てが自分本位すぎて1ミリも寄り添えない」「真琴さんの勘が全部合ってるのが今日の一番怖いところかもしれない」といった感想が上がり、タイトルが日本トレンド1位になるのみならず世界トレンドにもランクインする反響となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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発売日: 2023/12/31