駒木根葵汰主演の火曜ドラマ9「天狗の台所 Season2」(毎週火曜夜9:00-9:30、BS-TBS/全10話)が、現在放送中。原作は、月刊漫画誌「アフタヌーン」(講談社)にて2021年より連載されている田中相の同名コミックで、2023年10月期の木曜ドラマ23枠で放送された「天狗の台所」(BS-TBS)の続編となる本作は、美しい景色や今にも香りがしてきそうな調理シーンがSNSなどを中心に「癒やされる」と話題になっている。このたび、WEBザテレビジョンでは本作のプロデューサーを務める五箇公貴氏に独占インタビューを実施。こだわりが詰まった調理シーンの裏側や、メインキャストの魅力などについてたっぷりと語ってくれた。
好評を博した「天狗の台所」メインキャストが再集結!
前作同様、主演を務めるのは駒木根。天狗の末裔であり、自然をこよなく愛する主人公・飯綱基役を演じている。また、基の幼なじみである愛宕有意役で塩野瑛久、基の弟・オン役で越山敬達が出演。
さらに、基とオンの父・エリス(原田泰造)、母・一乃(渡辺真起子)、犬のむぎ(声:角田晃広)らが引き続き物語を盛り上げる他、「Season2」からの追加キャストとして有意の兄・慈雨役で古屋呂敏、オンと同年代の青年・颯真役で原田琥之佑が出演している。
前作同様のスタッフがそろったことで「中身に対して注力する時間ができた」
――「Season1」を放送して1年で、「Season 2」放送と反響の大きさを感じますが、いつ頃「Season 2」の制作が決定したのでしょうか?
年明け頃にBS-TBSさんの方から「(「Season2」は)どうでしょうか?」というお話をいただきました。「Season1」放送時から評判が良く、TVerの再生数も伸びていたということもあり、放送が終わって少しした頃には「Season2」に向けて、動き出していました。
――ファンの方から「Season 2」放送決定に対して喜びのメッセージが殺到していた印象です、特にうれしかったコメントや、反響の大きさを実感した出来事があれば教えてください。
キャストの皆さんも言っていますが、オンを演じる越山くんと久しぶりに顔合わせをした時に「だいぶ大きくなったな」と感じたんです。
むぎのせりふにも「誰か分からなかったぞ。一年で別人みたいだな」とありますが、視聴者の方にもリアルタイムで成長していくオンに対して、僕らと同じ感情を抱いてくれているとことがうれしくて。
特に越山くんくらいの年齢って一番成長する時期でもあると思うので、見た目の変化というのを一緒に共有できているというのがいいなと感じています。
――本作はキャストのみならず、スタッフ陣もほぼ「Season1」同様だったと伺っています。チームが再集結したときの空気感はいかがでしたか。
全員ではないのですが、メインスタッフに関しては前作同様のメンバーで制作することができました。特に美術チームが今回もドラマの世界観を見事に作り出してくれているので、安心して撮影できたかなと思っています。
映画やドラマを作る際、初対面のスタッフが集まることも少なく、お互い“この人はどういう人なんだろう”、“ものづくりに対してどんな感性を持っているのかな”といろいろなことを考えながら、現場で入ることもあるんです。でも、今回は知った間柄なので、最初から中身に注力することに時間をより割けたので、結果作品のクオリティとしてはいい方向に作用しているんじゃないかなと思います。
毎週火曜夜9:00-9:30
BS-TBS、BS-TBS 4Kにて同時放送
https://bs.tbs.co.jp/tenguskitchen/
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