山下幸輝、宮武颯、鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向からなるボーイズグループ・WILD BLUEが11月16日、都内で行われたWILD BLUEオフィシャルブック「sailing」発売記念プレス取材会に出席。撮影の思い出や本書のテーマを明かした。
山下幸輝、WILD BLUEだと実感した瞬間
本作は、デビュー前の彼らを捉えた初々しい写真に加えて、個性豊かな5人のプロフィールや、グループの結成秘話など、WILD BLUEの魅力を深堀りしたインタビューページも詰め込まれた彼らの名刺代わりとなる一冊。本書を手に取った感想を山下は「素直にすごくうれしかったです」と明かし、「『sailing』の撮影が、初めての5人の撮影で。しかも北海道にロケに行って、大掛かりな撮影が初めてだった」と振り返った。
山下は「香盤(撮影当日のスケジュール表)があるじゃないですか。そのときに『WILD BLUE様◯時入り』と書いてあるのを見て、『撮影だ』とか『これがWILD BLUEだ』みたいな実感も湧いてきました」とにっこり。「撮影も緊張感もありながらもすごく楽しく撮影させていただきました。すごくいいオフィシャルブックになっていると思います」と自信をのぞかせた。
それぞれの撮影の思い出
撮影の思い出を池田は、「撮影の期間中に僕の誕生日がかぶっていて。お気に入りの1枚で僕も選んだんですけれど、みんなにサプライズで祝っていただいて」と述懐。「(WILD BLUEでの)初の仕事がこのオフィシャルブックで、誕生日で…すごくうれしかった」と口にし、「グループにとっても特別なものになりましたけど、僕にとってもすごく特別な一冊になったのですごくうれしかったです」と語った。
鈴川は「北海道のロケですごくひらいている場所で撮った撮影があって。そこに行くときにカートみたいなので行ったんですけど、颯くんがカートの運転がめちゃくちゃうまくて。思わず寝ちゃいそうになった」と告白。
山下はカートで池田とペアだったそうで「危なかったね」と話し、池田は「僕が最初に運転手をやったんですが、発進からアクセル全開で木に激突しそうになりまして。それで危ないと思った幸輝に代わったんだけど、幸輝は前進せずにバックし始めるっていう(笑)」とエピソードを明かした。
改めて本書のテーマを聞かれると、山下は「名刺じゃないですか。一人ひとりもそうが、WILD BLUEってどんなグループだ、って名刺代わりになるような本かなと思っています」と回答。さらに山下が「STARRY(ファン)のみなさんがこれを持ってライブとかに行って『僕、私STARRYです』みたいな感じで見せてもらったらうれしい。『私こういう者です』みたいな」と目を輝かせると、池田は「本当に名刺(笑)」と笑った。
◆取材・文=山田果奈映