「私に苦労させる気で話したね?」
釜山入りする前、病が見つかったヘイルが唯一そのことを打ち明けたのも、このギョンソンだ。同じ第3話ではヘイルが教会で病を打ち明けるシーンが描かれ、ギョンソンは「私に苦労させる気で話したね?このふてぶてしさこそ治らない!」と、彼女ならではの言い方でその身を案じていた。
ヘイルが困った時にまず打ち明けるのはギョンソンだし、ギョンソンのほうも口ではあれこれと憎まれ口をたたきながらも、ヘイルが心配で仕方ない…。シーズン1から続くヘイルとギョンソンの絆が垣間見えるこのシーン。ナムギルと、“ミス・コリア”出身の美人俳優イ・ハニのテンポのいいやりとりも、本作の見どころの一つだ。
回転する車から降り立つヘイル…カッコいいサイダーアクション
そんな第2週でももちろん、ナムギル演じる司祭ヘイルのサイダー(スカッとする)アクションが登場した。
3話ラスト、刑事ク・ジャヨンが麻薬バイヤー“ヒウナギ”(チャン・ジゴン)を護送中に組織の手下たちの襲撃を受けたその瞬間、黒い乗用車が猛スピードで現れて目の前で減速しながら急旋回。回転する車内からヘイルがスマートに降り立ち、「地獄に10名ご案内だ」と決めゼリフを口にすると、長い脚を生かした強烈な蹴り技で襲撃犯たちをバッタバッタとなぎ倒した。
シリーズ物ならではの深みある人間関係でほっこりさせたかと思えば、爽快アクションでスカッとさせる――。硬軟のメリハリの利いたストーリーは、演技巧者がそろった本作ならでは。そんな第2週に、視聴者からも「ヘイルがドリフトしてる車から降りてくるシーン、めちゃくちゃカッコいい!」「1よりもパワフルになってる!」といった声のほか「キム・ナムギルとイ・ハニの関係いいよねぇ…」「このドラマ、メンバーが最高なんよ…こんなに笑えてカッコいいドラマある!?」といった声が上がり、期待を集めている。
「熱血司祭」シーズン2は毎週金・土曜に1話ずつディズニープラスのスターで独占配信中(全12話)。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-fiery-priest-2/
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